コニャックについて


いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

『コニャック』はフランスのコニャックと言う町に因んで名づけられたフレンチブランデーの一種です。
ブランデーと言う単語が生まれる以前よりフランスでは『オー・ド・ヴィ』の名称で蒸留酒が作られていましたが、コニャック地方でオー・ド・ヴィが作られるようになったのは16世紀頃。
オランダ商人が買い付けたフランスワインを自国に持ち帰る目的で蒸留を行った頃と近いくらいの時代だそうです。

その後
17世紀になって2回蒸留や樽熟成と言う概念などが加わり、初のコニャックブランド(オージエ)が創設。
18世紀には輸出が開始。
19世紀にはフィロキセラによるブドウの被害が大いながらも現在稼働中の大手コニャックブランドが続々と創立。
20世紀にフィロキセラ対策で主要ブドウ品種が置き換わり、コニャックのAOCも確立され現在に。

製法についてはAOCと言うフランスのワインやチーズなどの農業製品の品質保証に認証制度、いわゆる原産地呼称によって規定されています。

①土壌の違い
◆グランド・シャンパーニュ
・・・石灰質土壌で薫り高く上品なブドウが栽培される最良の土壌とされる。

◆プティット・シャンパーニュ
・・・グランド・シャンパーニュに次いで優秀とされる土壌。

◆ボルドリ―
・・・6区分の中で最も小さい土壌。グランシャンパーニュとプティットシャンパーニュとも異なる特徴があり高評価。

◆ファン・ボア
・・・赤味がかった粘土質の土壌。早期熟成で軽快なものが多かったり、ブレンドに回されるケースが多い。

◆ボン・ボア
・・・土壌が貧弱とされている。

◆ボア・ゾルディネール
・・・砂地の土壌。荒い風味のブランデー。

(*大雑把にまとめたものですが、例外的なケースもあるので一概にランク分けがされている訳ではありません)

②ブドウ品種について
コニャック用のブドウは主にユニブラン、フォルブランシュ、コロンバールなどの品種が使用されます。
ワイン単体としてはあまり消費される事はありませんが、発酵の段階でアルコール度数が高くなりすぎないように酸味が強く糖濃度が低いものが選ばれます。、

③蒸留について
『シャラント型』と言うコニャック製造で伝統的な銅製の単式蒸留器で2回。

④熟成について
フレンチオーク(リムーザン産やトロンセ産など)で最低2年(コント2以上)
VS・・・2~3年
VSOP・・・4~5年
ナポレオン・・・6~9年
XO・・・10年以上

興味ある方は是非お試しください。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

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