いらっしゃいませ。
川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』です。
2月の休日に付いては下記の通りとなります。
2月6日(水)、2月13日(水)、2月17日(日)、2月18日(月)、2月27日(水)
以上の日程となりますので、ご周知頂けますようよろしくお願いいたします。
なお、樽生で扱っておりました『バスペールエール』及び『ベルビュークリーク』は終売につき、ビールの品揃えを変更致しました。
画像は訳有って新しい写真を投稿出来ない為、過去の写真をイメージ画像として載せておりますが、品目は以下の通り。
【樽生】
◆ピルスナーウルケル
・・・チェコ、ピルゼンで作られる『ピルスナーの元祖』。日本のみならず世界的に一般的に流通している黄金色をしてホップの苦味と清涼感のあるビールの元祖となるビールです。強い苦味と重厚感のある味わいにチェコ産のアロマホップの香りが共存したピルスナースタイルの極み。一般的に認知の高いビアスタイルを以ってビールをどうこう言うのなら先ずはこのビールをどうぞ。
【ボトル】
◆沼津ベアードビール レッドローズアンバー
・・・『ベアードビール』は沼津に立地するアメリカンビールの造り手。地ビールが『クラフトビール』として広く認知されるようになったのは2010年代以降の話ですが、そう呼ばれる以前。ビールが大手ビール会社の独占市場から法改正で製造量の基準が改正された初期の方から信念と哲学を持った醸造所です。
『レッドローズアンバー』はサンフランシスコのアンカースチームからインスピレーションを受けた上面発酵エール。
アンカースチームは下面発酵のラガー酵母をエールの様に上面発酵させることでスチームの様に酵母が活性活動する所からネーミングされたハイブリッドスタイルのビアスタイルで、最近のクラフトビールブームの礎の一つとして手本にされる事の多いビールですが、『レッドローズアンバー』はその逆の発想。
エール酵母を低温発酵させる形でハイブリッドにしたもの。
ホップの苦味が強くドライではあるものの、ロースト麦芽のリッチさとエール酵母の多重的なフレーバーが完璧なバランスを作り出しております。
◆エルディンガー ヴァイスブロイ ヘーフェ
・・・ドイツ南部、バイエルン地方で作られる『ヘーフェ(酵母入り)』の『ヴァイス(小麦ビール)』。酵母の白濁により一般的にドイツ式の白ビールとも呼ばれ、苦味の少ないビアスタイルは『貴族のビール』とも称されます。
『エルディンガー』はヴァイスビア専門醸造所としては世界最大の生産量を持ち、ドイツ国内でNo1の売り上げを誇る作り手。
ヴァイス(ヴァイツェン)酵母による独特の香りはバナナの様であるとか、クローブの様である等とも言われ、好き嫌いも分かれる部分がありますが、一般的なビールを苦さで嫌煙される方には是非お試しいただきたいビアスタイルの一つです。
◆サミュエルスミス タディポーター
・・・ビアスタイル『ポーター』はロンドンで生まれ、荷役労働者(porter)に愛飲されたことから、その名前が付いたといわれています。(*もっと古く深く突き詰めると歴史の移り変わりで呼び名も様々ありますが、ここで説明すると長くなるので端折ります)
日本で黒ビールと言うと今ではギネススタウトが有名ですが、ポータースタイルはアイルランドでスタウトスタイルが開発される前にロンドンで飲まれていた黒系エールの一つです。
ギネスに代表されるドライスタウトに比べるとマイルドな苦みとエール酵母によるフルーティさと酸味がある為、複雑味があります。
◆ドゥシャス デ ブルゴーニュ
・・・ベルギー、フランダース地方のレッドエール。ブルゴーニュ公国の侯爵夫人と言う名のベルジャンエールです。
オーク樽で異なる期間熟成したビールをブレンドした酸味と甘味が特徴的なビール。
一般的なラガーだけをビールだと思う人からは『不味い!』『ビールじゃない!!』と酷評を受ける事も多いビールですが、『フランダースレッドエール』と言うカテゴリーのベルジャンエールとしては知名度も高く秀逸とされるビール。
興味が沸かない人は今まで通り既存のものだけを一心不乱に口にしていた方が幸せですが、これも元々ラガービールだけを以って苦手意識を持っている人におすすめしたいビールです。
『バーガンディ オブ ベルギー(ベルギーのブルゴーニュ)』と言う言葉はフランダースで使われる言葉であるらしいですが、赤ワイン的なビールと言えます。
◆サミクラウス
・・・クリスマスの際にテーマに出しましたが、オーストリア産長期熟成ラガービール。
トリプルボックスタイルのビールで甘味とアルコールが強い酒精強化ワインのような仕上がりですが、これも上記同様柔軟なラガービール嫌いの人や、色々なものを受け入れられる柔軟性のある方はお試しください。
◆ロシュフォールNo10
・・・ベルギー、サンレミ修道院で作られるトラピストビール。
サンレミ修道院は他のトラピスト修道院の様なカフェやオーベルジュと言った外部に開放的な要素が無く、トラピスト会の中でも特に厳格と言われる修道院。
かつてビール評論家として有名であった歌って踊らないマイケルジャクソンが製造の様子を知るために寄宿生活を送ったと言われる醸造所がここなのかどうかは分かりませんが、とにかく素敵な佇まいだそうです。ナイスですね。
シリーズはNo6、No8、No10とあり、当店ではNo10のみ扱っております。
味は完熟系のフルーツ香とチョコレートの様な甘い香りが特徴で、とにかく重厚で複雑。
◆トラクエア ハウスエール
・・・スコットランド、トラクエアハウス(*継続的に人が住んでいる家としてはスコットランドで最古。元は皇族の大邸宅で醸造施設も有している)で作られるストロングスコッチエール。
木樽による発酵・熟成が行われ、ナッツやオークの香りが特徴的。また麦汁濃度が高く10年ほどの瓶内長期熟成が可能であり、ビール専門書では必ず取り上げられ、『エール中のエール』『探してでも飲むべきエール』として評価の高いビールです。
ウイスキー好きの方などにはお勧めしたいビールの一つです。
ちなみに、ビールそのものの味もさることながら、全てのビールはそのスペックを最大限に引き出すグラスでご提供しております。
ご興味ある方は是非お試しください。
The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~
〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:月~木・・・20:00~02:00(LO 01:30)
金~日・・・18:00~02:00(LO 01:30)
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/