いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。
当店ではシガーとパイプも喫煙可能とさせて頂いておりますが、シガーの場合は端的に言うなら吸い口をブッタ切って着火して『ハイどうぞ』と言った具合なので比較的分かり易いですが、パイプはぶつけ本番で喫煙しようとすると要領が分からず戸惑ってしまわれるかと思います。
そこで今回は概要と吸い方について簡単に説明をしたく思います。
一般的に健康被害の極みとされるタバコと言いますと、いわゆる近所のコンビニやタバコ屋で手軽に手に入る『紙巻きたばこ』と言われるものが現代のタバコの主流となっております。
この『紙巻きたばこ』は手軽に手短に吸えるため忙しい現代人でも仕事の合間などにササッと吸えますが、燃焼効率を向上させたり依存性を高めたり、その他諸々、『便利で気軽な喫煙』が出来るようにタバコ葉以外に様々な化学物質が混合されており、タバコ葉本来の香りのや味わいと言ったものはあまり強くありません。
逆に葉巻やパイプと言うものは一度着火すると1~2時間程度の喫煙が可能な分あまり手軽ではありませんが、タバコ葉以外の不純物が含まれない為、タバコ葉本来の薫りや味わいと言ったものが楽しめると言えます。
さて、前置きはそのくらいにしてパイプの吸い方についてですが、平たく言うとパイプ本体に専用の葉っぱを詰め込み、着火をして喫煙をします。
パイプの葉っぱの詰め方なども少しコツが要りますが、当店では葉っぱを詰めた状態で喫煙グッズ(灰皿、ライター、タンパー、モール)と一緒にお渡しします。
そしてお客様の方で着火して吸って頂く訳ですが、
➀ライターを横向きにしてパイプのボウル部分の上あたり(*この時にボウルに火を当てない様に注意してください)に用意し、着火をしたらゆっくりと吸って吹いてと言う動作を行います。(*ライターの炎をパイプ越しに吸うようなイメージです)
➁時間にすると5~10秒程度ゆっくりと吸って吹いてと繰り返すとボウルに詰めた葉っぱが少し盛り上がります。そうしたらタンパーで盛り上がった部分を平らに馴染ませる様なイメージで軽く押さえます。
➂上の作業で一旦火が消えますので、再度➀と同じ要領で着火します。
➃それ以降は火が消えたら着火しつつ、吸って吹いての繰り返しとなります。
吸い始めの動作は以上の通りですが、吸っている最中の注意点は以下の通りです。
➀吸って吹くと言う繰り返しですが、勢いよくやり過ぎますと吸った時に火種が口の中に入ってきて『アチッ!』てなったり、強く吹きすぎると灰が吹っ飛んだりしますので、あくまで『ゆっくり』と行ってください。
➁また喫煙をしているとパイプ本体が温かくなってきます。『クールスモーキング』と言いまして、タバコ葉の良い香りを楽しむには冷えた煙の方が旨味が増すと言われており、逆に熱い煙は苦みやエグ味を感じる原因となりますので、時々冷却の意味も兼ねてパイプレストに置く事をお勧めします。他にも熱しすぎるとパイプ本体が熱さで破損したりする事もありますのでご注意ください。
➂喫煙をしていると煙道に水蒸気が溜まって『ジュース』と呼ばれる汁となり、エグ味の原因となる場合があります。そうした場合はマウスピースの部分からモールを突き刺し汁気を取り除きます。(小学校の頃、リコーダーの中の水分を取るやつを使うようなイメージです)
おおまかに大体そんな感じですが、一応動画にもしてみましたのでご参照頂ければと思います。
ちなみに葉巻やパイプの葉っぱには化学物質などの不純物が無かったり、ふかすだけだからと言って健康に良いと言う訳でもなく、禁煙ブームと言った風潮もありますので吸いたくない人にまでお勧めする訳ではありませんが、シガーやパイプの煙と言うのは独特の芳香があり、ウイスキーやラムなどのハードリカーやノンアルコールであってもコーヒーなど味の濃いものなどと併せるとマリアージュ的な役割を果たす意味合いもあります。
気になられている方は是非お声がけをして頂ければと思います。
The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~
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