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いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のＢＡＲハイドアウトマティーニです。

サイドカーはスタンダードカクテルのひとつ。
１９３３年、パリのバーテンダーがホワイトレディをフランス人向けに改良したカクテルとされ、ブランデーをベースにキュラソーとレモンジュースをシェークして作るカクテルとなっております。

クラシックカクテルには度々対比する２つの意味の『カクテル言葉』なるものが存在したりしますが、サイドカーに関しては側車付き二輪車。バイクの横に設置する車両『サイドカー』に由来します。

その心は愛の宣誓。

『あれぇ？こんなところに居たのかぁ？ウヘへw
愛しあう二人はいつも一緒♥』

とか

『あまり私を怒らせん方が良いぞ！
当分二人っきりで過ごすことになるのだからな！！』

とか

『あ、愛します！・・・一生・・・
一生どこへでもついていきます！！』

など、ロマンチックなシチュエーションに於いて活用すれば意中の相手はいいなりにならざるを得ません。

また、その半面で甘酸っぱい口当たりで飲みやすいあまりスイスイいってしまうと酔いつぶれてしまう。
そんな様子をサイドカーは座ってるだけで目的地に到着する気楽さがあるものの、事故に遭うとサイドカー側の方が衝撃が大きく極めて遺憾な状態になると言う皮肉からレディキラーとしての意味もあります。

しかし男女平等と多様性の現代において必ずしも女性だけが弱者かつ被害者と言うのはフェアではありません。
レディキラーをどうこう言うならば等しく『おじキラー』の存在も認めた上で語らねばなるまい。
かように私は考える訳であります。

仕事の要領が悪く、かよわい新入社員のみるくちゃん（仮）
懇意にしてもらっている議員の先生に山吹色のお菓子を贈る指示をすれば宅配ピザを１０００本ノックで送り付ける。着払いで。
闇鍋パーティに『オタマもってこい』と言えば、オタマジャクシを探しに多摩川まで出かける。
全社員の目の前で社長のズラをひっぺがす。
その様はまるで赤ちゃんのよう。
カワイイぜ。
守ってやりてぇ。
どうしてくれようか。
そんな無垢なウブなみるくちゃんを酒場に連行し、グラスに睡眠薬を混入し強引にでもねんごろな関係を築こうと画策するも部下の方が一枚上手で・・・

みるくちゃん『あっ！あんなところにマッパのマリリンモンローが！！』
上司『何！どこだ！？』

と古典的なやり取りでグラスをすり替えられ、気が付くと謎の部屋で亀甲縛りにされているオジ。
目の前には不穏な突起物を片手に薄ら笑いを浮かべる部下。
『ワタシ、オジがアヘってる顔見るの好きなんです♥』
そしてズブリと無情の一撃。
可哀そうなオジ。
まるでダメなオジ。
マダオなオジ。
嵌めるどころかハメられ、喪失なのか開発なのかワケ分かんない感覚に
『んあ”っ！！』
とか情けない声を上げてしまうのでした。

それはそれとして
ビシッと冷えていてブドウとオレンジのフルーティさにレモンの優しい酸味。
いわんやをや樽のニュアンスが刺激をマイルドに纏めている、そんなカクテルです。

アルマニャック・ブラン
コーディアル・ジェラス
フレッシュレモン

The Bar Hideout Martini　～ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ～

〒211-0025　神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線　元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数（5人以上）でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日：不定休
公式ホームページ：http://hideout-martini.com/k