いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。
『カルヴァドス』はフランスのノルマンディ地方でリンゴを原料に作られるブランデー。
これもコニャックやアルマニャックと同様にAOCで製法が規定されており、規定外のものは『オー・ド・ヴィ・ド・シードル』とか『アップル・ブランデー』として区別されます。
リンゴ100%で作られるものも存在しますが、概ね10~30%程度で西洋梨を使用する事が多かったりします。
リンゴで作られる蒸留酒の記録は16世紀頃まで遡り、19世紀のフィロキセラ虫害でワインやブランデーが打撃を受けたときにはリンゴで作るブランデーとして脚光を浴びたそうです。
製法についてはカルヴァドスのAOCで規定されており、生産地域により違いがあります。
①カルヴァドス・ペイ・ドージュAOC
一般的に最もリンゴ栽培に適した優良な土壌とされる。
カルヴァドス・ペイ・ドージュで作られる。
洋ナシの使用比率は30%未満。
単式蒸留で2回。
最低2年間のオーク樽熟成。
アルコール度数40%以上。
②カルヴァドス・ドンフロンテAOC
リンゴと並び洋ナシの栽培に適している土壌でその個性を前面に出している。
カルヴァドス・ドンフロンテで作られる。
洋ナシの比率が30%以上。
連続式蒸留。
最低3年間のオーク樽熟成。
アルコール度数40%以上。
③カルヴァドスAOC
カルヴァドス、カルヴァドスペイドージュ、カルヴァドスドンフロンテ全ての地域で作られる。
最低2年間のオーク樽熟成。
アルコール度数40%以上。
蒸留器の指定は無し。
等級と熟成年数について
フィーヌ・・・2年以上
ヴィユー・レゼルヴ・・・3年以上
ヴィエイユ・レゼルヴ または VSOP・・・4年以上
オル・ダージュ または ナポレオン・・・6年以上
カルヴァドスはコニャックと比較するとよりフルーティで若干の酸味を感じます。
The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~
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