いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。
ブランデーと言うと『コニャック』という単語を連想しブドウを原料作られるものと言う認識が一般的かと思いますが、正確には果物を原料に蒸留したものの総称で、ブドウを原料に作られれば『グレープ・ブランデー』、リンゴを原料に作られれば『アップル・ブランデー』。
『コニャック』に関してはフランスのコニャック地方でAOC(原産地呼称)の規制の下で作られるブランデーと言う事になります。
ブランデーの語源はBrandwijn(焼いたワインという意味)
フランスのワインを買い付けたオランダ商人がそのまま持ち帰ると腐敗してしまうので一度蒸留して自国へ持ち帰ると言った行為に由来すると言われています。
その後イギリスへと伝来の流れで読み方が訛り、最終的に現在のブランデーと言う単語になったと言われています。
なお、フランスではブランデーではなく『オー・ド・ヴィー(命の水)』と呼ばれており、ウイスキーの語源である『ウシュクベ』などと同じような語源となっています。
ちなみにウイスキーと何が違うかと言う対比の対象にもなったりしますが、ウイスキーが穀物を原料に蒸留して樽熟成したもの。と言うのに対し、ブランデーは果物を原料に蒸留したもので原産地呼称等の製法要件となっている場合を除き樽熟成は必須ではないと言うところで異なるかと思います。
また熟成年数について年数表記となっている場合もありますが、『コント』と言う等級単位で分類されていたりします。
コントの周期は毎年4/1~翌3/31までを一年とし、
蒸留した年をコント00~コント0
樽熟成1年目完了でコント1
2年目完了でコント2
3年目完了でコント3
と言ったように数えます。
よくある等級表記では
VS(ベリー・スペシャル)
VSOP(ベリー・スペリオール・オールド・ペール)
ナポレオン
XO(エクストラ・オールド)
などがありますが、それぞれが何年熟成なのかなどについてはAOC規定があるものと、生産者の独自基準で記載しているものと異なる場合があります。
なお飲み方としては一般的にストレートが推奨されておりますが、ひとえにブランデーと言っても様々な種類がありますので何をどう楽しむかは色々と試してみると良いのではないかと思います。
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