いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。
材料に使用する『ブランデー』と『ベネディクティン』の頭文字を併せた名前のカクテルです。
薫りなども楽しめるようにあらかじめ混ぜて提供していますが一気に口の中に流し込み口の中で混ぜ合わせる意図でプースカフェスタイルにしたり、比率なども好みによって変えられるシンプルながら奥深いカクテルの一つです。
バレンタインと言うと何かとチョコレートリキュールやシロップで作る系のものが多い中でこう言ったカクテルは一見ではチョコレートと無関係に思われるかも知れませんが、チャームに生チョコレートやフォンダンショコラなどを併せドリンクとマッチングさせると言うのも面白い組み合わせかと思います。
ところで。
チョコレートの原料であるカカオは本来苦いもの。
にも拘わらずチョコレートは甘く、バレンタインはキラキラした女子の為にあるものとしてのイメージが根強いのが現実。
これは商用目的に捏造された欺瞞であり、多様化だ平等だ謳いつつ結局固定概念に捕らわれた大衆心理の結果に過ぎないと言えよう。
そもそもなぜ迫害されてブッ殺された人の命日にチョコレートを食って愛がどうのと言わねばいかんのか。
しかもだ。
男女雇用機会均等法。
LGBT。
さも人類は自由で平等であるべきであるかのような耳障りの良い議論をする一方でバレンタインと言うイベントを一部のパリピ女子だけのものとするのでは平等とは言えまい。
真の自由と平等を謳うならショぼくれたオッサンどもにもチャンスを与えてやらねばフェアじゃないだろう。
思うにバレンタインデーとは。
非業の死を遂げた聖職者を悼み涙を捧げるべきであると考える。
時代に見捨てられたと嘆き悲しむ哀れで惨めな氷河期世代にこそバレンタインを楽しむ権利がある。否。義務と言っても過言ではないだろう。
酒が飲めないからと拒むオッサンの鼻をつまみ、泣いて嫌がるオッサンの口に無理くり。力づくでカクテルを捻じ込む。
涙と吐き出した酒にまみれ、『おねがい!やめて!』
と懇願されてもやめない。
君がッ!
泣いても!
飲ませるのを止めないッ!
何なら『やめて?そんなにカワイイ顔でグショグショに濡らして悦んでおきながらウソを付くのはいただけませんなあ♪』くらいに褒めて差し上げようじゃないか。
是非『オッサニズム』全開のひと時を楽しんでもらえれば。
そう思っています。
ブランデー
ベネディクティン
The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~
〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
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TEL:044-820-6956
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※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:不定休
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