◆ブランデー

ヴォルフベルジェール・アルザス・オー・ド・ヴィ・ド・プルーン

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いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

『ヴォルフベルジェール』はフランス、アルザス地方のワインを主に生産するメーカー。
一般的にブランデーはコニャックなどブドウ原料のものが良く知られますが、こちらはプルーンを原料に作るオード・ヴィ・ド・フリュイ(フルーツブランデー)です。

当店ではチャームにランダムでお出ししている『ファーブルトン(フランス、ブルターニュ地方の伝統焼き菓子)』を作る際に使用しておりますがカクテルベースにもお勧めです。

例えば世間一般のハイボール人気を他所に一部のバーで密かな人気がある『ブランデートニック』。
若いプロプリエテールのコニャックを使用する事が多いですがアレンジの一つとしても宜しいかと思いますし、サイドカーなどのブランデースタンダードカクテルの応用に使用しても面白いと思います。

 

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k

ジャン・ゴヤール マール・ド・シャンパーニュ X.O

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川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

『マール・ド・シャンパーニュ』とはシャンパーニュ地方で作られるマール。
シャンパン用原料ぶどう(シャルドネ、ピノノワール、ピノムニエ)が持つ華やかな風味と樽熟成による深い味わいが特徴とされますが、『ジャン・ゴヤール』はマール・ド・シャンパーニュ全生産量の約85%のシェアを誇るシャンパーニュ地方で唯一のマール・ド・シャンパーニュ蒸留元です。

紹介のものは10年以上の熟成を経たX.Oクラス。
マール初心者の方にストレートでお勧めしたりもしますが、カクテルにも使用します。

なお『マール』が何かわからない方はこちらを参照ください。

グラッパとマールについて

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シャトー・ブルイユ

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『シャトー・ブルイユ』はペイ・ドージュAOCの作り手で数百種類のリンゴを使用しており、100%自然発酵に拘りのある作り手です。
フィーヌは若い原酒を使用したベーシックなタイプ。
ストレートで飲むには若干軽さやアルコール感を感じるかも知れませんが、カクテルにも使用しますので気軽にお試し頂けるかと思います。

また、不明な用語などある場合は下記の記事をご参照ください。

カルヴァドスについて

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『プロプリエテール』と『ネゴシアン』

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川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

『プロプリエテール』とは原料の栽培から瓶詰に至るまで一貫して行う小規模の作り手の事でブランデー全般に使用される単語です。

対して『ネゴシアン』とは自社で畑を持たず、原料のブドウやワインの樽を買い付け、醸造、熟成、ブレンドを行う所謂『ワイン商』を指す言葉ですが、ブランデーに於いては大手メーカーなどが行っている形態となっております。

ネゴシアンにも原料や蒸留酒を購入する一般的な『ネゴシアン』、蒸留はせず熟成に特化した『ネゴシアン・エルヴール』。自社畑を所有しつつ原酒購入もする『ネゴシアン・プロプリエテール』に分かれます。

ウイスキーで例えるなら『プロプリエテール=シングルモルト』、『ネゴシアン=ブレンデッドモルトやインディペンデンスボトラー』の様なイメージをすると分かりやすいかと思います。

ネゴシアンのものは複数の土壌のものをバランスよく纏めたものに対し、プロプリエテールのものはシングルエステート(単一土壌)のものが多いので、知っておくと何かと便利かと思います。

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ジャン・フィユー ル・コック

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川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

『ジャン・フィユー』はグランシャンパーニュの畑を有するコニャック生産者で、栽培からボトリングまで一貫して行う『プロプリエテール』としても有名です。
一般的なコニャックは複数の土壌のブドウしブレンドするのに対し、こちらはグランシャンパーニュのみの使使用したシングルエステート。
ウイスキーに例えるならブレンデッドモルトに対するシングルモルトの様なイメージをすると分かりやすいと思います。
『ル・コック』はシリーズの中でも3~4年熟成の若いタイプでブドウのフルーティさが良く表現された一本です。
カクテルにも使用しますが、口当たりも優しいためコニャックの入り口としてもお勧めしております。

また、不明な用語などある場合は下記の記事をご参照ください。

ブランデーについて

コニャックについて

『プロプリエテール』と『ネゴシアン』

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シェリー・ブランデーについて

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川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

『シェリー・ブランデー』はスペインのグレープブランデー。
ブランデー・デ・へレスとも言って、スペインのアンダルシア州周辺のいわゆるシェリーワインの産地で作られるブランデーで、製法もシェリーワインと同じくソレラシステムで作られます。

*シェリーに関しての説明はこちらをご参考にどうぞ。

シェリーについて

なおシェリーワインを蒸留していると言うよりソレラシステムで作られるブランデーですので、ブドウ品種もパロミノ以外にアイレン種と言うラ・マンチャ産の品種がメインになっていたりもします。
シェリーブランデーと言う為にはへレス周辺でソレラシステムを経る必要があります。
かつてはシェリーワインに使用する酒精強化用ブランデーの転用だった時代もありつつ、現在ではシェリーブランデー単体での生産となります。

製法は以下の流れです。

ブドウ品種
アイレン種やパロミノ種

圧搾・発酵

蒸留(単式または連続式)

熟成と等級

アメリカン・オークのオロロソ樽などでソレラシステム熟成。

◆ソレラ
単式蒸留のスピリッツを50%以上使用。ソレラシステム平均6か月以上。トータル1年以上熟成。

◆ソレラ・レゼルヴァ
単式蒸留のスピリッツを75%以上使用。ソレラシステム平均1年以上。トータル2年半以上熟成。

◆ソレラ・グラン・レゼルヴァ
単式蒸留のスピリッツを100%使用。ソレラシステム平均3年以上。トータル8年以上熟成。

歴史的にはスペイン系のラムがシェリーブランデーの技術を応用して作られたと言う経緯があり、ロンサカパやサンタテレサなどのスペイン系のラムに似ていたり、ソレラ熟成につきマッカランの様なシェリー樽系ウイスキーとも共通点があります。

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グラッパとマールについて

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川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

『グラッパ』はイタリア産のグレープブランデー。
ただ通常のブランデーが白ブドウの果汁を発酵させて蒸留するのに対し、グラッパの場合は白ブドウ・黒ブドウともにワインやブランデーに使用した後の搾りかす(ヴィナッチャまたはポマース)から作られます。

グラッパの歴史に関してはあまり定かではないですが、10世紀頃にワインを飲めない貧しい農民がワインの搾りかすに水を加えて蒸留したのが始まりと言う説があるそうで、イタリアでは伝統的に食後酒として馴染み深くコーヒーカクテルにも使用されたりします。
日本では一部のBARやイタリアンレストランで食後酒として用意されている程度であまり馴染み深いとは言えませんが、意外なところでは某ファミリーレストランで用意されていたりする事で知っている方も居るかも知れません。
ちなみにグラッパと言う名前は英語のグレープと同じ系統の語源であるとか、パッサーノ・デル・グラッパと言う山の名前に因んでいるなどの説があったりします。

製法に関してはEUの法律でグラッパと呼べるものはイタリアで作られたものと言う規定があるようですが具体的な製法に関するものは調べてもあまり出てこなかったので、一般的に知られている限りでは

◆『グラッパ』
・・・ブドウの搾りかすのみを使用し、加水、加糖、再発酵しないもの。

◆『アクアヴィーテ・ヴィニカ(またはディスティラート・ディ・ヴィニカ』
・・・加水、加糖、再発酵をさせたもの。

◆『アクアヴィーテ・ウヴァ(またはディスティラート・ディ・ウヴァ』
・・・搾りかすではなく、皮・種・ワインすべてを纏めて蒸留したもの。

と分類しています。

取り合えずグラッパの製法に関してですが

①ヴィナッチャを発酵
黒ブドウの場合は赤ワイン製造で皮つきのまま発酵する関係でアルコールを残しているのでそのまま蒸留。
白ブドウの場合は皮に残った糖分を発酵させてから蒸留。(*白ワイン製造時に皮の部分は未発酵なので『再発酵』とは異なる)

②蒸留
蒸留はカルダイア(単式蒸留器)とコロンナ(精留塔)を組み合わせたもので一回蒸留するのが一般的とされており、連続的に1度で作るのと別個に作ったものをブレンドする点で正確には異なりますがスコッチウイスキーで言う所のブレンデッドウイスキーに例えるとイメージしやすいかと思います。

③熟成
伝統的には樽熟成をしない無色透明のものが多いですが、最近は樽熟成を施したものも増えています。

*グラッパの製造に関しては人体に有害とされるメチルアルコール問題があったりもしますが、グラッパに限らず果物系の皮や種を多く含まれる『ペクチン』と言う物質は発酵・蒸留の工程でどうしてもメチルアルコールを生成してしまうために残留メチルアルコール濃度に関しての規制があります。
単式蒸留では素材の味を残す反面でメチルアルコールのカットが出来ず、連続式蒸留の場合は沸点の違いを利用してエタノールとメタノールを分離できるものの味が没個性になったりする事がありますが、グラッパの一般的な蒸留方式はその中間の方式。
おそらくEU圏内ではそれで規制のクリアが可能となっているのだと思われますが、日本の規制はEUのそれよりも厳しい規制のため輸入されるものに関しては『製菓用』として飲用と別の扱いになっているものもあったりします。
そこで飲用のグラッパをいかにして作るかと言うところに関して最近では連続式蒸留器を導入する事でメチルアルコールをカットしたり、発酵の段階でフレッシュなヴィナッチャ(搾りかす)を密閉遮光管理する事でメタノールの生成を抑制する方式で規制をクリアしているものも多くなっています。

ちなみにフランスではポマースブランデーを『マール』と呼んでいて、グラッパとの違いはグラッパが変則蒸留の非熟成がメインであるのに対しマールが連続式蒸留で樽熟成がメインであるといった点で違いがありますが、最近のグラッパは樽熟成で個性を補強したものも多く出回っており、使用するブドウ品種や樽の種類などでも違いが見られますが製法的には概ね似たようなものとなっているのではないかと思われます。

かつてグラッパは品質の低い大衆酒としてのイメージが強かった部分がありますが、グラッパにせよマールにせよBARで嗜めるカテゴリーのひとつかと思いますので是非お試し頂ければと思います。

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カルヴァドスについて

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『カルヴァドス』はフランスのノルマンディ地方でリンゴを原料に作られるブランデー。
これもコニャックやアルマニャックと同様にAOCで製法が規定されており、規定外のものは『オー・ド・ヴィ・ド・シードル』とか『アップル・ブランデー』として区別されます。
リンゴ100%で作られるものも存在しますが、概ね10~30%程度で西洋梨を使用する事が多かったりします。

リンゴで作られる蒸留酒の記録は16世紀頃まで遡り、19世紀のフィロキセラ虫害でワインやブランデーが打撃を受けたときにはリンゴで作るブランデーとして脚光を浴びたそうです。

製法についてはカルヴァドスのAOCで規定されており、生産地域により違いがあります。

①カルヴァドス・ペイ・ドージュAOC
一般的に最もリンゴ栽培に適した優良な土壌とされる。
カルヴァドス・ペイ・ドージュで作られる。
洋ナシの使用比率は30%未満。
単式蒸留で2回。
最低2年間のオーク樽熟成。
アルコール度数40%以上。

②カルヴァドス・ドンフロンテAOC
リンゴと並び洋ナシの栽培に適している土壌でその個性を前面に出している。
カルヴァドス・ドンフロンテで作られる。
洋ナシの比率が30%以上。
連続式蒸留。
最低3年間のオーク樽熟成。
アルコール度数40%以上。

③カルヴァドスAOC
カルヴァドス、カルヴァドスペイドージュ、カルヴァドスドンフロンテ全ての地域で作られる。
最低2年間のオーク樽熟成。
アルコール度数40%以上。
蒸留器の指定は無し。

等級と熟成年数について
フィーヌ・・・2年以上
ヴィユー・レゼルヴ・・・3年以上
ヴィエイユ・レゼルヴ または VSOP・・・4年以上
オル・ダージュ または ナポレオン・・・6年以上

カルヴァドスはコニャックと比較するとよりフルーティで若干の酸味を感じます。

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アルマニャックについて

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『アルマニャック』は大規模生産をしているメーカーが少なくフランス国内消費に留まっているケースが多いので日本においてはコニャック以上にマイナーですが、カテゴリーとしてはコニャックと並ぶ2大フレンチブランデーの一つ。
また知名度の低さとは裏腹に実はコニャックよりも歴史は古いとされ、ブランデーがブランデーと呼ばれる事となる以前の14~15世紀頃から『オー・ド・ヴィ』として存在するとも言われております。

コニャックとは同じフランス国内生産ですが、製法は異なるAOCで規定されています。

①土壌の違い
◆バ・アルマニャック
・・・酸性の粘土質土壌。フルーティなブドウが栽培される最良の土壌とされる。

◆アルマニャック・テナレーズ
・・・年度石灰質の土壌。バ・アルマニャックに次いで優秀とされる。

◆オー・アルマニャック
・・・石灰質土壌。

(*コニャックが石灰質土壌が優良とされるのに対し、アルマニャックは粘土質土壌が優良とされる傾向があります)

②ブドウ品種について
アルマニャック用のブドウは主にユニブラン、フォルブランシュ、コロンバール、バコなどの品種が使用されます。

③蒸留について
『アルマニャック型』と言う連続式蒸留器で1回。
ちなみに昔はアルマニャックも単式蒸留で作られていたそうですが、1800年代頃から現在のものに変わったそうです。

④熟成について
2005年の新規定でブランシュ・アルマニャックと言う樽熟成を行わないものも加わったそうですが、熟成するものに関する基準はフレンチオーク(リムーザン産やガスコーニュ産など)で最低1年(コント1以上)から出荷可能。
VS・・・1年~
VSOP・・・4年~
XO・・・10年以上

コニャックが繊細で女性的と形容されるのに対し、アルマニャックは野趣で男性的と形容されます。
フレンチブランデーとしてはマイナーな部類ですが、ウイスキー好きの方がブランデーに入る場合アルマニャックからと言うのも良いかも知れません。

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コニャックについて

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『コニャック』はフランスのコニャックと言う町に因んで名づけられたフレンチブランデーの一種です。
ブランデーと言う単語が生まれる以前よりフランスでは『オー・ド・ヴィ』の名称で蒸留酒が作られていましたが、コニャック地方でオー・ド・ヴィが作られるようになったのは16世紀頃。
オランダ商人が買い付けたフランスワインを自国に持ち帰る目的で蒸留を行った頃と近いくらいの時代だそうです。

その後
17世紀になって2回蒸留や樽熟成と言う概念などが加わり、初のコニャックブランド(オージエ)が創設。
18世紀には輸出が開始。
19世紀にはフィロキセラによるブドウの被害が大いながらも現在稼働中の大手コニャックブランドが続々と創立。
20世紀にフィロキセラ対策で主要ブドウ品種が置き換わり、コニャックのAOCも確立され現在に。

製法についてはAOCと言うフランスのワインやチーズなどの農業製品の品質保証に認証制度、いわゆる原産地呼称によって規定されています。

①土壌の違い
◆グランド・シャンパーニュ
・・・石灰質土壌で薫り高く上品なブドウが栽培される最良の土壌とされる。

◆プティット・シャンパーニュ
・・・グランド・シャンパーニュに次いで優秀とされる土壌。

◆ボルドリ―
・・・6区分の中で最も小さい土壌。グランシャンパーニュとプティットシャンパーニュとも異なる特徴があり高評価。

◆ファン・ボア
・・・赤味がかった粘土質の土壌。早期熟成で軽快なものが多かったり、ブレンドに回されるケースが多い。

◆ボン・ボア
・・・土壌が貧弱とされている。

◆ボア・ゾルディネール
・・・砂地の土壌。荒い風味のブランデー。

(*大雑把にまとめたものですが、例外的なケースもあるので一概にランク分けがされている訳ではありません)

②ブドウ品種について
コニャック用のブドウは主にユニブラン、フォルブランシュ、コロンバールなどの品種が使用されます。
ワイン単体としてはあまり消費される事はありませんが、発酵の段階でアルコール度数が高くなりすぎないように酸味が強く糖濃度が低いものが選ばれます。、

③蒸留について
『シャラント型』と言うコニャック製造で伝統的な銅製の単式蒸留器で2回。

④熟成について
フレンチオーク(リムーザン産やトロンセ産など)で最低2年(コント2以上)
VS・・・2~3年
VSOP・・・4~5年
ナポレオン・・・6~9年
XO・・・10年以上

興味ある方は是非お試しください。

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