◆ツイスト・カクテル

カマンベールチーズとペアリングカクテル

DSC_0415

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

オーセンティックバーに在るまじき低俗極まりないブログを書くと、どういうわけか女性受けが良かったりする事があります。

窮地に陥ってはブログを書き、回復したら過去の記録を無かった事にし、何とかかんとか乗り越えてきた実績と言うのはは悲しくも事実であり、店を10年継続できたのはバーとしての雰囲気でも私のバーテンダーとしての実力でも何でもなく、文章力ひとつと言っても過言ではありません。
『嫌だ嫌だ』と思い、ハラが痛くなるなど体が拒絶しながらも正露丸を飲み、本日もポンポンペインに耐えてブログを書き続けております。

バーテンダーは如何なる時も大衆と同じ土俵に立ってはならない。と言うのは持論ですが、結局集客のためにブログを書かされている点においては彼らの挑発に乗ってしまっている形であり、もはや金が夢かも分からない暮らしと言って差し支えは無く如何に私が元住吉と言う街と相性が悪いかと言う事を痛感させられます。

ちなみに正露丸がラッパのマークなのは『戦場でハラが痛くても突撃せよ!』のメッセージがあるとかないとか。

◆カルヴァドスのマルティネス
ロゼベルモット
カルヴァドス
グリオッティン
ワインローズビターズ

チーズはフランス、ノルマンディー地方で作られる『元祖』のカマンベールチーズ。
 
そこに併せるのはチーズと同じくノルマンディー地方のブランデー、『カルヴァドス』を使用したマルティネスカクテルです。

ロゼベルモットは最近リリースされたものなので昔からあるカテゴリーではありませんがフィノシェリーとモスカテルシェリーとスペイン産赤ワインをベースに作られたベルモット。

ロゼワインとカマンベールチーズを併せる様なイメージで創作したカクテルです。

しかしブログが面白いと言う感想はあっても紹介しているドリンクのオーダーを受けた試しはほぼありません。
ドブネズミと同じ目線にする為に私を這いつくばらせようとささやかなボイコットなのだとは思います。
だが私は屈しない。
自己満足の世界で前向きに現実逃避します。

昔、勤めていた頃の話ですが後輩に『貴方のやってることは只のオナニーですよ!』とキレられた事がありますが、正直反省はしません。
ビジネスの一説に『素人が客なのである』とありますが、そうなるとサービスは素人に寄せる必要が出てくる訳で、その意見を聞き入れたところで気の良い居酒屋のニーちゃんになるのがオチであって、バーテンダーは職業ではなく生き方だと言うのはビジネス論に対するアンチテーゼだと個人的な独断と偏見で思っています。

すなわち私が思う所では
バーテンダーはオナニーでいいじゃん。
お前みたいに余計な減らず口を叩くような女を無理に抱くくらいなら物言わぬダッチワイフでいいじゃん。
何なら自分自身がオカズでいいじゃん。
引かない。媚びない。顧みない。
だって俺ちゃんナルシストだもの。

そしてこんな考えだから安定を求める元住吉の人達と噛み合わないのだろうと思います。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k

自家製ラムレーズンバターとペアリングカクテル

DSC_0413

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

◆自家製ラムレーズンバター

◆自家製ライ麦パン

◆マルサラマルティネス
マルサラワイン
ディスティラード·ディ·ウヴァ
サンブーカ
アンゴスチュラビターズ
アボットビターズ
コーヒー豆
グリオッティン

レーズンバターはロンサカパとペドロヒメネスに漬け込んだトンプソンレーズンを発酵バターに練り込んだもの。

ライ麦パンはドイツ式のプンパーニッケルを応用したもの。
市販のものは酸味が強いですが、ラムレーズンやチーズの付け合わせ用にリキュール等を加えてやや甘口に仕込んでいるものです。

どちらも単体でも味わい深く仕上げているつもりですが、組み合わせると一層引き立つかと思います。

ペアリングにはラム、ブランデー、ウイスキー、オロロソシェリー、スタウト、ダークエールなどが併せやすいですが、今回は少し捻ったカテゴリーのものを使用したカクテルでご紹介です。

『マルティネスカクテル』はジンとスウィートベルモットを使用した古いカクテルでマティーニの原型とされつつも、現在のマティーニとは対比率が逆となっておりベルモットをベースにオールドトムジンやジュネヴァを加えた甘口のカクテルでしかも製氷機などが珍しかった時代には温度も常温であったそうです。

現代ではジンをラムに変えた『ラムマルティネス』などのツイストも存在しますのでそれを併せても良いですが、その組み合わせは普通なのでベルモットをマルサラワインに、ジンをマルサラと同じくイタリアのディスティラードディウヴァ(グラッパとブランデーの中間)に置き換えたレシピ。

また近代ではマルティネスカクテルもステア等である程度『冷やす』方が主流かと思われますが、今回のレシピは敢えてスワリングのみの常温での提供。
理由はカクテルの材料的にクオリティの高いアイテムを使用しており香りも芳醇であるからと言う理由と、もう一つは温めたライ麦パンの上に乗せたレーズンバターは若干半溶けの状態となっている訳ですが、そこに冷たいドリンクを併せると口の中でバターが固まってしまい風味が落ちてしまうからです。
(※ちなみに写真のグラスはグラッパ専用グラスですが、本来は透明のグラッパのクセを抑え込むための形状なので樽熟整系のグラッパを入れるには合理的ではなく、あくまで写真映えの為に使ったものとなります。)

実営業でこう言った説明を面と向かってしようとすると興味無い人には大抵煙たがられるか、興味ありげな人の質問に答える形で説明してもどういうわけか途中で『素敵なお店ですね』とか『独身ですか?』とか『銀座でやってたんですか?』とか『綺麗なお肌ですね』とか突拍子も無い話をマシンガン的に仕掛けられ話の腰を折られてしまう事が多いので大体黙って出します。
とは言え仕掛けられてしまったからにはアタマを切り替えねばなりませんし客の言う事にいちいち目くじら立てても商売になりません。
北の国からの黒板五郎よろしく『私がまだ説明してる途中でしょうが!!』と、言いたいところではありますが、そう言った場合には極めてクレバーにこの様に回答します。
『素敵なのは知ってます。何いってんですかブン殴りますよ?』
『独身じゃなきゃ客の意向を無視して好き勝手出来ませんよ』
『銀座じゃありませんよ?だとしたら何なんです?』
『何で肌には触れて髪型には触れないんです?薄いから?ねえ。薄いから?』
と。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:月曜日
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k

シードルのエチュード

DSC_0407

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

『エチュード』はフランス語で『試作』『練習曲』を意味する言葉で、スーズとシャンパンで作るカクテル。

シャンパンで作るエチュードはショパンの練習曲のように優雅だとされますが、シードルでアレンジするとシードルの甘さにスーズの苦味が合わさり、これはこれで良いものかと思います。

それはそうと変なブログを書き続けて疲れました。 
言いたい放題言っているつもりでもディスる言葉と言うのはエネルギーも要りますし何しろ自分自身で胸糞悪い部分もあったりする訳です。

一人で興奮してバリバリ書いて勝手に疲弊するその様はさながら一人電流デスマッチで悶絶する『大谷暑司』を彷彿とさせます。
浦安鉄筋家族の。

淡々とカクテルの説明をして、皆が大人しくこちらの思い通りにしてくれたら楽でいいんですけど。

 

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k

マッカラン12年 ¥10で飲んだら豚認定キャンペーン

DSC_0404

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

昔ヤングジャンプに『暴力の都』と言う漫画があって、その作中で大蔵省勤めでエリート官僚の快楽殺人者が出でくるのですが『人間の8割は豚です。自分の利権を貪る為に同僚を陥れることに躍起な官僚もルーズソックスを履いた女子高生も頭の中身は同じです。』みたいな事を言ってました。

魁クロマティ高校では北斗武が『大衆は豚だ』とも申しています。

三島由紀夫は戦後を起点に日本人は愚かになったとか何とかかんとか。

では令和にはどれほどの豚が蔓延っているのかと考えたりします。

思いっきり偏見による独断ですが満たされた豚は支配層が仕掛けた今ある不変の『当たり前』と思わされている麻薬的な何かを失う事を恐れ更なる刺激を求め続ける。
しかし逆に『幸せ』を感じる事は難しくなっていく。
狩猟生活をしている古代人は狩猟生活を不幸とは感じませんが、現代人が狩猟生活を強いられたら不幸と感じる事でしょう。
文明とは実は幸せとは真逆の『災い』であり、知的生命体として生まれたのは『呪い』に等しいものとも言うと大袈裟かも知れませんが、世の中の大多数が豚なら商売とは恐怖心に駆られたり麻薬的な高揚感を追求する豚を如何にして手懐け飼い慣らすかによる気がしています。
言い換えると税金対策的であったり本業収入が別にあって趣味的に商売でもしていない限り、生活が掛かった商売では豚に迎合されねば生活そのものに支障が出て多分孤立すると思います。
そう思いつつも商売センスの有る無しは個人差がありますし、個人的に思うのは豚を飼い慣らしている側はもしかすると養豚場の職員とか『管理側』の感覚かも知れませんが、豚の感覚を理解出来るのは豚にしか出来ず搾取される者もする者も同じ豚と思っています。
もっとも思考停止により豚に成り下がった方が。
人生を放棄し畜生を選んだ方が『呪い』から脱却する正攻法なのかも知れませんが。
 
ハッキリ申し上げますが個人的にウイスキーとワインとクラフトジンが嫌いです。
正確にはアルコールのカテゴリーそのものや本当に好きで飲んでいる人達では無く、その知名度に群がり中途半端な知識でイキってる人達が嫌いなのです。

そんな訳で今日から10日間限定でマッカラン12年シェリーオークを1ショット¥10で出します。
まあ¥0でもいいですけど。
ストレートで飲もうが炭酸で割ろうがションベンで割ろうが家族4人で一杯をシェアしようがドギーバッグに詰め込んで持ち帰ろうが好きにしたら良いですし、逆に『俺は豚じゃねぇ!』と強がってみせるのも良いでしょう。
だからと言って元住吉が、、、いや。武蔵小杉を中心とした中原区全体が豚の巣窟であると言う認識は改めませんし、精々お預け食らってるイヌみたいにヨダレ垂らして我慢している事に気付かれない用ご注意下さい。

こう言った宣伝でどれ程の豚が文字通りブヒブヒと情報を嗅ぎ付けヨダレを垂らして店に群がるのかデータを取りたい。

マッカランが具体的に何なのか、シェリーが何か、オロロソが何かも知らず、しかし自分はウイスキーを愛する選ばれた存在であるとばかりに知名度に溺れた豚がバカ面下げてブヒブヒ鳴いて現れる事を期待しています。

こう言う事を言うと『人をバカにしている』と言うお叱りを受ける事があるかも知れませんが人を豚呼ばわりする事について個人的に悪口とは思いません。
理由は『豚野郎』とか『豚ゴリラ』とか『豚』を店名に入れたラーメン屋が最近多いですが、大体『豚』系の店には朝から人が並んでいたりする訳ですので自ら豚であることを容認している以上、文句を言われる筋合いはありません。

◆スペイサイドの嘆き
モンティーリャ・モリレス·オロロソ
ペドロヒメネス·シェリー
マッカラン12年
バスタブジン
グランマニエ·セントネール
コーヒー豆

◆チャーム
ブッシュ·ド·ルッセ(シェーブルチーズ)

ベースはモンティーリャ・モリレスですが、モンティーリャ・モリレスをマッカランで補強した形です。
『ハイボール』は正確には必ずしもウイスキーのソーダ割りだけを指すものではなく、『アルコール+何か』と言うアバウトなもの。
言わばマッカランをモンティーリャ・モリレスでハイボールにしたものと言い換える事も出来ます。
多分、マッカランの創始者が現代社会のハイボールブームを見たとしたら嘆くだろうな。
と言う様な事を推測して創作したカクテルです。
ナチュラルチーズはウイスキーやブランデー、フォーティファイドワインやヨーロッパ系のエールに併せる際にチャームとしてお出しすることがあります。
なおシェーブルチーズにも合いますが、トム・ウェイツの哀愁漂うBGMにも合うと思います。
後このカクテルは只の思い込みでもマッカランに敬意を払っているつもりなので¥10で出すつもりは無いです。
一般受けするロックやハイボールのようにわざわざ手間暇掛けて味のクオリティを下げるものでは無いですし、そんな雑な連中を満足させる為に空間を作った訳でもBGMを選曲している訳でもありませんので。

と言うかBARでハイボールがどうとかキャンペーンとか¥10とか言ってる事自体が単なる嫌味です。
嫌味が嫌味と通じない元住吉住民は信じたかも知れませんがあくまでも皮肉です。
冗談です。
ブラックジョークです。
信じてしまった人は、大人としてその辺の分別は出来るようお願い致します。
こんな事に騙されていてはいけませんよ。

あ、そう言えば10年くらい前のネットニュースで武蔵小杉周辺の中原区民は浮浪者から見てチョロい人種らしいですよ。
モノの価値が分からず土地柄マウントでイキってるバカだからブランドバッグとか貴金属を平気で普通ゴミとして出すので浮浪者的には悠々自適に暮らせるからだそうです。
私が言ったんじゃなくて、そう言うニュースがあったって話ですけど、個人的な感想も加えるなら詐欺師から見ても騙しやすいだろうなとは思います。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k

モヒート 〜キューバ風〜

DSC_0403

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

昨日は悪天候にかこつけて21時オープンとか言いつつ、実は昼間の仕事でバテバテだったのでXやらFacebookに転載する気力も無く気絶してました。

店を継続するためなら、この身体が引きちぎれてもいいさ。
とか言う精神論はあくまで精神論ですので現実は違います。
疲れるもんは疲れます。

そんな訳で少し横になるつもりが気が付くと22時とかなってて『現実を見たくない』と言う発作から起きる動悸を抑えつつ何とかかんとか開けたわけですが、21時頃に来て閉まってた。
と言う方には申し訳ありませんでした。

とは言え営業時間について説明しても『開いてたらやってる』と認識してしまう人達かと思いますので、口では謝罪しつつも実際に後ろめたさはあまり無いのですが。

百歩譲ってもし仮に私が悪いのだとするなら私を産んだのは私の親です。
そして私の親はその親から生まれた訳で、私がダメなのはダメな元住吉が私を作り出した訳で、元住吉は日本という国の中の一地域な訳です。
日本という国は地球の一部であり、遡れば地球も人も動物も虫も原子の塊であり、その原子は宇宙の産物であるなら導き出される答えは唯一つ

『宇宙が悪い』

そう言う事ですので宜しくお願い致します。

さて。
おかげさまで今日はそれなりに万全、、、金策の為に副業してる時点で80%くらいですが営業です。

当店モヒートは時期によってレシピを変えてますが、暑すぎず寒すぎず、、、暑いか寒いかハッキリしてくれってだけですが今くらいの時期にはキューバ風のモヒートは如何かと思います。

一般的にモヒートと言うとライムと炭酸を使用したソリッドなイメージかと思いますが今回紹介するモヒートはライムではなくレモン。
炭酸ではなくミネラルウォーターで割ってます。
炭酸飲料としてのモヒートが一般的な現代に於いてはこちらの方がツイストレシピに思えるかも知れませんが実際は逆です。

元々キューバンモヒートはそもそもがミントではなくイエルバブエナと言うハーブを使用し柑橘はレモンを使用していて炭酸は使用するものの即席でシロップを作る用途なので炭酸は飛ばしておりラム入りのレモネードの様なイメージとなります。
イエルバブエナは夏場に仕入れていますが今回はスペアミント。
糖分は蜂蜜と和三盆で取り、ミネラルウォーターを使用。
アンゴスチュラビターズはヘミングウェイが好きなレシピだったそうで、まあ結局ツイストです。  

ハバナクラブ3年
アンゴスチュラビターズ
スペアミント
フレッシュレモン
蜂蜜
和三盆
スルジーヴァ

 

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k

大根とタイムのキュンメルモーニ

DSC_0400

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

雨降ってきましたね。
そう言えば元住吉では西日本に台風が来たり日本海側で大雨とかニュースで報道されると何故か元住吉周辺に災害級の天災がやってくるとばかりに恐れ慄く人が多いですが、たまに雨でも夜中に駅前で倒れている人については『酔っ払って行き倒れている』のか『水溜りで溺れた土左衛門』なのか判断に迷うところです。

野菜を取り入れたカクテルはミクソロジーカクテルの流れで扱う店もあり、当店でも野菜というとトマト以外にも先日紹介したキュウリ。
それ以外にもルバーブやヨモギ、焼き芋、枝豆、アロエなどを使用したカクテルを取り入れたりした事もあります。

ただ野菜に限らずフルーツであっても『金柑』や『西瓜』など漢字で書く系のものは黒板に書くと『漢字が読めない』だから怖くて入店できなかった。
また季節のフルーツカクテルを要求する割に『いちじく』や『マンゴー』と言った少々変わった(と言っても時期になれば普通にスーパーとかに並ぶ果物ですが)フルーツを提案すると今度は『食べた事が無いから味が分からない』だから怖くてオーダーが出来ない。
と言う謎の声も良くあり、仕方なく誰でも読めるカタカナ表記で尚且つ味のイメージがしやすいであろうものに限定する形で遠慮しておりました。
それは例えるなら女性の柔肌に触れる時の『繊細さ』を通り越し、スペランカーをワンコインで全クリするかの様な。ガガンボを素手で無傷で捕獲するかのような『細心の注意』を払って提案しておりましたが、そんな声に惑わされていては何も出来ませんし、オーセンティックがどうとかカジュアルバーがどうこう以前に居酒屋しか出来なくなります。
やりたいことも出来ずに苦しむならば、やるだけやって潰れた方がマシ。
お笑いウルトラクイズばりに走り抜ける先が泥沼と知りつつも全力で突っ走るのです。

大根は随分前から気になっていた素材で、この度カクテルにしてみました。

大根は辛味を清涼感にするべく使用しますが、独特の臭みがある為、ドイツ産のキャラウェイスピリッツ『キュンメル』をベースにフレッシュのタイムを加えトニックウォーターで割った形です。
そのままですと酸味が足りないため少量のライムジュースで補強しましたが、スプモーニのベースをカンパリからキュンメルに、グレープフルーツを大根ジュースに置き換えたアレンジカクテルです。

キュンメル
自家製大根コーディアル
フレッシュタイム
フレッシュライムジュース
フィーバーツリープレミアムトニック

余談ですが、『ガガンボ』は昆虫界最弱とされる程に身体が脆く何かっつーと直ぐバラバラに手足がもげます。
夏場に階段の踊り場に現れた際などは外に逃がしてやろうと全身を液体に変える脱力感とシャオリーを使用し、

『フワッ····』

いやむしろ。

『ファッ·····』

と手で包み込むように、

正確には包むのではない。
動きの規則性から軌道を見切り、手は添えるだけ。
そう。
誘導するのである。
と言う意識で手中に収めることは出来ましたが、努力の甲斐虚しくバラバラになってしまった事があります。

 

 

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k

ボンベイサファイア&自家製トニックウォーター

DSC_0392

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

最近のブログはまるで元住吉と言う街に対する悪口を書いているかのような内容になっておりますが普通にアイテムの説明をしても何を言っても元住吉の大多数の方々には全く通じず、それなら逆に刺激的な内容にしてみたらどうなのか。と言うところでの試みであったりしますが、言いたいことを言っているようでも毎日話を纏めるのは結構大変だったりします。

さて。
この店を維持するために時々ダブルワークやら場合によってはトリプルワークやらこなす事で金の工面をしている訳なので、10年営業を続けているのは私自身の実力と言うよりも店舗デザインからアルコールのチョイス、カクテルメイキングとBGMに至るまで全て自分のセンスでゼロから作り上げたものが笑えるほどに理解されないと言う怒りと憎しみによる執念。何としても失いたくないと言う執念で持ちこたえている感じではあります。
元住吉で私の思うバーを営業し、私個人の主観で好ましいゲストを集客すると言うのは例えるなら多摩川のヘドロをさらい、わずかの砂金を搔き集めるかのような不毛さがあり、オープンからこの10年と言うのはさながら懲役刑を受けているような心持ちでカウンターに立っております。

しかしどれほど文句を言おうと結局この街を選んでしまったのは私自身の自業自得としか言いようも無く、金を借りて営業している以上キッチリ責任を果たさねばなりません。
借金の問題が無くなれば今すぐにでもこの街を去りたい所ですが、普通に返済を続けると向こう5年は堪えなくてはならないので今日も足掻いて筆を執っております。

恐らくシコシコとブログ更新に勤しんだところで今度は『漢字が読めなくて分かりませんでした』と言われてしまうのがオチであり、またしても嫌味が嫌味として通じないと言う敗北感を味わわされるのは明白な部分がありますが私は諦めません。
この心臓が止まるその瞬間まで。
あっ。
借金返済の目途が立つまでか。

 

◆ボンベイサファイアと自家製トニックウォーター
ボンベイサファイア
カットライム
自家製トニックウォーター

 

自家製トニックウォーターは7~8年前くらいから常備しており、お出しすると普通に飲んで頂けることが多く結構な事ではあるのですが、半面であまり普通のジントニックとの違いに気付いているのか気付いていないのか気になってしまう事も多々あったりします。
当店ではジントニックはゲストの嗜好に合わせてスタンダードなものからツイストのものまで含め、基本的には8種類くらい(単純なクラフトジンのトニック割を含めると50種類くらい)提案していますが、たまに『何でもイイです』みたいな事を言われたり、私自身の虫の居所が悪い時など嫌味で敢えて何も聞かず黙ってこのジントニックを普通のジントニックとしてシレっと出したりしますが、何も言われる事無く普通に飲んでいたりします。
なのでクレームになるとかそういう事では無いのですが少々腑に落ちない部分もあったりします。
『BARのジントニックは居酒屋とは違う』とかそんな低レベルの話でない程に明らかに普通のジントニックとは違う造りにはしているハズなんですが・・・

ああ。そういえば随分前に居眠りしてるゲストを注意したら『こんなマズイ酒飲んだのは初めてです!』『もう2度と来ませんから!!』みたいにブチ切れられたことがありました。全部飲み切った後で。

 

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k

クリームチーズの味噌漬けとアブサン桜

DSC_0386

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

『アブサン桜』ってなんだよ。
バカとブスほど東大に行けってか?

と、自分で突っ込みつつ、今日も今日とてドリンク毎にお出ししているチャームの案内ですが、これはクリームチーズを味噌漬けにしたものです。
合わせるドリンクとしてはウイスキーも良いですがブランデー、ジン、テキーラ、メスカル、マディラ、オロロソシェリー、ベルギー他ヨーロッパ系エールなどと相性良いかと思い用意しています。

またカシャーサや国産ラムなど焼酎を思わせるスピリッツの他に日本酒カクテルも合いますが、意外にチーズとアブサンという組み合わせも相性が良かったりします。

映画『いつかギラギラする日』の劇中では、安岡力也と萩原健一がアブサンのロックで乾杯する際にブルーチーズを併せているシーンがありますが、今回のマリアージュではアブサンと桜のカクテルにクリームチーズの味噌漬けを桜の葉と塩漬花で包んだものをマッチングしています。

◆カクテル
アブサン
桜コンセントレ
ギリシャヨーグルト

◆クリームチーズの味噌漬け
クリームチーズの味噌漬け
桜の葉
桜花塩漬

しかし、これだけあれやこれやと工夫を凝らしてインスタやらブログやら毎日投稿をして、しょうもないネタ的なものも含めベラベラベラベラとおしゃべりしても誰一人として下調べもせず『何でもいいんでオススメのもの』とか言っちゃうんだから、よっぽど飲食物に対して無頓着な人たちなんだろうなと思ったりします。

もしも仮にオシャレな空間に存在している自分に酔っているだけで誰がサービスしようが何を提供されようがどうでも良く、ただ高い金を支払ったと言う感想しか無いのだとするならバーテンダーは何のために切磋琢磨し技術や知識を向上させるのか。アルコールを介して明日の活力にしてもらう。そのために内装なりBGMなりを自分イズム的に作り込んだ店づくりをしている訳ではありますが、大衆・庶民でも低次元のサービスで満たされ『頭を使っている感』も無ければ『疲れている感』も無い。
そんな現代においてバーテンダーの存在意義とは何なのかを考えさせられます。

出せば出したで社交辞令的なテンプレートで『おいしいです』とか『素敵なお店ですね』とかは言われはしますけどね。
ショートカクテルを1時間も2時間も掛けられたらお褒めの言葉も狛犬の如く右から左に筒抜け、『ハイハイ。ソウデスカ』ってなもんです。
これが元住吉特有の話なら移転すれば事は解決するのですが果たしてどうなのか。
今は無心に自己満足的な研究を続けるばかりです。

あと前々から何度も言ってますが、良く『銀座ですか?』とか『何年やってるんですか?』と聞いてくる人が居ます。
それはそれでお答えするのは全然問題ありません。
しかし出したものを放置するなど、あまりにも飲食物に無頓着な状態で形式的に上記のような質問をしてくる人と言うのは察するに権威的な何かに屈服したい欲求があるのではないかと思います。
そういう人たちのために一つ言っておくと当店の屋号である『ハイドアウト』と言う文言は反体制のアジトが転じた『隠れ家』と言う意味もありますが、権威主義的な人たちに対するアンチテーゼの意味も込めてます。
金払いが良ければ良いと言うものではありません。
だからと言って卑屈になれば良いと言うものでもありません。
そこの所を理解して頂きたいものです。

 

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k

ドライプルーンの紅茶リキュール漬けとペアリングカクテル

DSC_0385

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

ドリンク毎にお出ししているチャームですが、これはドライプルーンを紅茶リキュールに漬けたものです。
正確にはプルーンブランデー+ダージリンリキュール+ミントリキュール+バニラシロップに漬けたものですが、これも様々なドリンクと好相性のチャームかと思います。

◆カクテル
オー・ド・ヴィ·ド·プルーン
ホワイトミントリキュール
ダージリンリキュール
バニラシロップ
自家製クレーム・ド・バルサミック

◆紅茶プルーン
オー・ド・ヴィ·ド·プルーン
ホワイトミントリキュール
ダージリンリキュール
バニラシロップ

 

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k

桜のツムギフィズ

DSC_0378

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

暇ですね。
見られてはいけない状況で人が来てしまう。
と言うのはギャグマンガで良くある展開ですが、ならばその理論を逆手に取り一人ラジオDJとかで架空のお便りでも読んでみましょう。
しかも全裸で。

さ、おじさん、もう全部脱いじゃった。
生まれたまんまの姿だよ。
今、人が来たら俺。終わっちゃうな。

『ツムギ』は『いいちこ』を製造する大分県の三和酒類が造る麦麹のスピリッツ(ジンではない)。
麦麹の焼酎をベースに大分県の『かぼす』と『ミント』、四国の『柚子』、瀬戸内の『レモン』、『三ケ日みかん』をボタニカルに造られる和のスピリッツです。
ボタニカルを浸漬して蒸留しますのでジンの製法に似ていますが、ジュニパーベリーが入っていないのでジンとは異なります。
なので『ジンフィズ』では無いのですが、桜のシロップを加えたジンフィズをアレンジしたものと考えてもらうと良いかもしれません。
なおミントは若干の清涼感を増す目的なのでモヒートほど強調しない程度に添えるだけ。

ツムギ
桜コンセントレ
ミントリキュール
フレッシュスペアミント
フレッシュレモン
プレーンソーダ

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:月曜日
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k