ドライフィグのラム酒漬けとペアリングカクテル


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いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

ドリンク毎にお出ししているチャームですが、これはドライいちじくをラムに漬けたものです。
正確にはラム+酒精強化ワイン+フレーバードシロップに漬けたものですが、色々なドリンクとも相性が良くハードリカーからノンアルコールまで、ほぼ何にでも併せられますが共通の材料を使用し飲むカクテルと食べるカクテルと言うイメージで併せてみたら。スタンダードカクテルでもツイストカクテルでもない、基礎の無い即興カクテル。ベースは少し田舎臭さを感じるアグリコールラムのカクテル。BGMは必ずしもジャズではなくエディ・コクラン+ジェリー・リー・ルイス+チャック・ベリーとか古いロックンロール・カクテルとか併せてみたら面白いのではないかと思います。

◆カクテル
アグリコールラム
ラプサンスーチョンインフュージョンウイスキー
スウィートマディラ
キャラメルシロップ
アボットビターズ

◆ラムいちじく
ドライイチジク
アグリコールラム
スウィートマディラ
キャラメルシロップ

と、言いつつ実際のところ、こう言ったトリッキーなものはあまり一般の方々には受け入れられにくく、例え極わずかのバー好きに『つまらない店』と叩かれたとしても無知な多数派に『オシャレな店』とだけ思わせておけば商売としては正しいのだと思います。
自称バー好きというのも所詮は赤の他人で無責任に好き勝手言うものですし、半面でイチジクのドライフルーツが存在すると言う時点で衝撃を受ける方も多く、そもそも『イチジク』が魚なのか虫なのかアダルトグッズなのか何なのかが分からないと言う方もそこそこに居られるのが当店における現実です。

そう言った現実を踏まえると大人しく普通のドライイチジクを出しておくか、さもなくばネーミングを『ズンドコベロンチョ』とか何だか分からない何かにした方が私も大根飯や乾パン。拾い食いメインの河川敷生活を強いられる心配も無くなるであろうと思ったりもします。
というか、そういう人たちからすると何を出すかは問題では無く、ただ単に『オシャレな店の内装』が在りさえすれば必ずしも私がバーカウンターに立つ必要性も無いのかも知れません。

まあ仮にそれが正解だとしても私はやるつもりが無いんですが。

 

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
※少人数向けに特化したBARとなっております。大人数(5人以上)でのご来店は平常時のサービスが出来兼ねますのでお控えください。
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/k