月別アーカイブ: 2017年11月

12月店休日と年末年始について

いらっしゃいませ。
川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』です。

12月の休日に付いては下記の通りとなります。
12月4日(月)、12月14日(木)、12月21日(木)、12月31日(日)

なお、新年は2018年1月1日(月)を店休。
1月2日(火)18:00より営業致します。

ご不便お掛けいたしますが、何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:18:00~02:00
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/

11月営業時間の変更についてのお知らせ

いらっしゃいませ。
川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』です。

誠に勝手ながら、下記日程につきまして営業時間の変更となります。

11月13日(月)・・・21:00~営業
11月14日(火)・・・店休日
11月15日(水)・・・21:00~営業

前回の営業時間変更に続きこちらの都合上で大変ご不便お掛けいたしますが、今後も11月23日(木)までの間、急遽の営業時間変更を行わざるを得ない可能性が御座います。
恐れ入りますが、何卒ご理解の程を宜しくお願い致します。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:18:00~02:00
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/

11/8(水)及び11/9(木)のオープン時間変更について

いらっしゃいませ。
川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』です。

誠に勝手ながら、11月8日(水)と11月9日(木)のオープン時間について、21時からの営業とさせて頂きます。

ご不便お掛けいたしますが、何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:18:00~02:00
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/

トニックウォーターについて

いらっしゃいませ。川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』からトニックウォーターの説明です。

以前クラフトジンについてのブログを書きましたが、クラフトジンブームの流れで、世界的にジントニックにこだわるBARも増えている中、『ジン』だけに止まらず、『トニック・ウォーター』についての追及もされるようになってきました。

トニック・ウォーターの違いについては、バーテンダーや一部のカクテルマニアの領域の中で多少取り沙汰されていた程度で、大きくクローズアップされる事はあまりありませんでした。

また、ジントニックを始めとするカクテルの割材として有名なものの、ジンジャーエールやコーラの様に単体で飲むケースは殆どありませんが、本来トニックウォーターは熱帯地方の英国植民地でマラリア防止のために飲まれるようになったのが始まりで、当時のレシピにはキニーネが含まれ、独特の苦みがでるため人気があったそうです。
『キニーネ』とは、キナの樹皮(*アカキナノキと言う植物の樹皮)に含まれ、マラリア原虫に特異的に毒性を示すアルカロイドで、キニーネを持ってマラリアに対する強壮剤、すなわち『トニック』と名付けられたと言われております。
日本で元々流通しているトニックウォーターについてはキニーネが入っておらず、香味料付きの炭酸飲料水となっていますが、キニーネ入りに慣れた海外の方や、辛口好きの方が飲むと甘く感じられる為、ジン自体のチョイスや比較的辛口なトニックウォーターをチョイスするほか、プレススタイル(トニックの他プレーンソーダを合わせて甘さを透く手法)や、ビターズ(苦味酒)やライムを皮ごとグラスに落とす事で苦味を増す等して甘味を抑える工夫がなされてきました。

ちなみに今まで日本で流通しているトニックウォーターにキニーネが含まれなかった理由については、アルカロイドによる麻薬的作用により薬事法で劇薬指定医療品として制限されている説や、実は単に輸入コスト的な理由である説など。
それが最近輸入可能になった経緯については、輸入代理店が厚生労働省と長きに渡り色々と交渉した説。
アメリカでは、FDA(アメリカ食品医薬品局)がトニックウォーターでのキニーネの含有量は83ppm以下と定めており、これはマラリア治療のために摂取する量の 1/2 から 1/4 ぐらいの分量との事で入っている説。
日本では平成7年以前の食品添加物に関する法改正の際、それまで自由に使用出来た天然添加物を規制対象としたものの、キナ抽出物など一部のものについては薬事法的に整合性が取れないものの、元々流通しており、特に問題も生じていない為、経過措置として『既存添加物』と言う項目を設けることでキニーネ入りトニックウォーターが生き残ったが、その際、付帯決議として新しく既存添加物を増やすことは出来ず、将来的に削減の流れで動くと言う条件が付けられた説。

自分で書いておきながら、何を言っているのか良く分かりませんが、

とにかくファッ!と規制されて、ガッ!!と流通している。

そう言う事で、理解を素通りして納得いただければ幸いかと思います。

それはさておき、ジンにクラフトブームがあるなら、その定番カクテルであるジントニックを作る上で、トニックウォーターに拘るのは必然と言えば必然なわけで、当店でもトニックウォーターは数種類取り扱っております。
キニーネが入っていないトニックウォーターはただの香料入り清涼飲料水である。とも言えますが、しかしそれはそれで悪くなく、使い分けると(クラフトジン×数十種類)×(トニックウォーター×数種類)×(ライム or レモン)×(フレッシュハーブ & スパイス各種)×(グラスのチョイス)=となれば、ジントニック一つで無限の提案が可能となります。
衛生が充実した現代日本でトニックウォーターがマラリアに対して有効である必要はありませんが、キニーネの苦味が含まれたトニックウォーターはテイスト的にも一風変わっており、辛口好きの方にはお勧めですので是非お試しを。

 The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:18:00~02:00
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/

(シュタイン・ヘーガー)シュリヒテ・シュタインヘーガー

シュタインヘーガー

いらっしゃいませ。川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』からドイツ式ジンのご紹介です。

◆シュリヒテ・シュタインヘーガー◆ (Schichte Steinhager)

ドイツ独特のスピリッツ「シュタインヘーガー」を世に送り出したメーカー「シュリヒテ」は最も有名なドイツ・ジンブランドのひとつ。
『シュタインヘーガー』は、西ドイツのヴェストファーレン地方のシュタインハーゲン村で造られている事に由来し、大麦を原料とし、イタリアのトスカーナ地方産のジュニパーベリー(杜松の実)と各種のスパイス類を加えて香料をつけたジンの一種です。

甘味のある芳香とまろやかな風味は所謂、キレと清涼感を持つロンドンドライジンとは異なるものがあり、ドイツではビールを飲む前や食後には消化を助ける目的で必ずシュリヒテを一杯を飲むことが習慣になっているそうです。

以前ブログに乗せたジュネヴァに近いイメージですが、ジュネヴァほど重くなく、ロンドンドライジンよりもまろやかな風味となっており、ジン好き(シュタインヘーガー好き)の人などは、フリーザーでキンキンに冷えたストレートで嗜まれるケースが多いようです。

ちなみに、別メーカーで『シンケン・ヘーガー』と言う銘柄のシュタインヘーガーがありますが、ドイツではジンのつまみにハムを併せるそうです。(*シンケン=ハム)
当店では自家製でラム肉をドイツ風の燻製生ハムに仕立てたものがありますので、併せてみてはいかがでしょうか。

 The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:18:00~02:00
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/

ジンについて

いらっしゃいませ。川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』からジンの説明です。

マティーニやジントニックをはじめとするカクテルベースの定番として有名な『ロンドン・ドライ・ジン』。
ここで、『ロンドン・ドライ・ジン』と言うだけに、ジンの発祥や生産国がイギリスのロンドンだと思われる方も多いかと思います。
しかし主産地としてイギリスが多いものの、原産地呼称で統制されている訳ではなく、定義も一言で言うと『穀物など(*穀物以外でも良い)を原料とし、ジュニパーベリーの香りがついたスピリッツ』と言うだけなので、実は色々な国で様々な製法で作られており、現在は既存の大量生産型の『ドライ・ジン』から、小規模生産的に、国や地域ごとの特徴的なボタニカルを使用した『クラフト・ジン』が注目され始めています。

ジンについてはあまり体系的に説明がなされる事は少なく、11世紀にイタリアの修道士がジュニパーベリーを主体としたスピリッツを作っていた説などもありますが、現在も製品として残っているジンの種類について、説明をしてみようと思います。

⓵ジュネヴァ
17世紀にオランダで利尿薬用酒として作られ、それが嗜好品としても受け入れられたもの。ジンの原型。『オランダ・ジン』『ホランド・ジン』とも呼ばれています。大麦麦芽を主原料とした穀物などを糖化発酵し、ジュニパーベリーなどを漬け込み、単式蒸留。
2007年にAOCを獲得し、生産地や製法について統制されています。
ウォッカとウイスキーの中間的な特徴を持つスピリッツと形容される事もあり、重厚でまろやかな味わい。

⓶シュタイン・ヘーガー
ドイツで造られるジンの一種。ドイツ西部のシュタインハーゲンという町が、この酒の特産地であったことが名前の由来。
製法は、生のジュニパーベリーを醗酵、蒸溜したスピリッツと、トウモロコシと大麦麦芽を原料に醗酵、蒸溜したスピリッツを造り、この2つをブレンドし、再蒸溜したもの。
ジュネヴァとドライジンの中間的な味わいで、重厚すぎずスッキリしすぎない控えめな風味。

⓷オールド・トム・ジン
18世紀、イングランドで人気を博したジン。当時、ロンドンなどの大都市にスラム街が形成され、価格が安く度数が高いジンは低所得者の間に広まり、『ジン=労働者の酒』『ジン=不道徳の酒』と言ったマイナスイメージが盛んだった時代、イギリス政府はジンの流通をくい止めようと、ジンの製造に高い課税と厳しい免許制度を課したものの、結局アメリカの禁酒法の様に、飲酒シーンの地下化、ジンの密造を引き起こすこととなりました。
『オールド・トム・ジン』は当時、雑味の多かったジンに2%程度の糖分を加えた甘口のジンで、名前の由来は、一部のパブが公共の歩道の頭上に掲げていた、黒猫(「Old Tom」)に似た形の木製の看板に由来するものと言う説。その内容は、猫の前足の看板の下には金銭を中に入れる隙間と鉛管が設けられており、この管からパブの中にいるバーテンダーが注いだ、1ショットのジンが流れてくるようになっていたと言うもの。
19世紀以降、蒸留技術の進歩の過程で雑味の無い辛口なドライジンが主流になって以降はあまり使われなくなりましたが、現在ではカクテル『トム・コリンズ』のベースとして使うほか、クラシックカクテルの復刻として使用されるケースもあります。

⓸ドライ・ジン
19世紀半ば、蒸留技術の発達により飛躍的に雑味が無く度数の高いスピリッツを蒸留できるようになって以降、現在まで主流となっているジン。『ロンドン・ドライ・ジン』、『イングリッシュ・ジン』などとも呼ばれます。
ロンドンが主産地ではあるものの、原産地統制はされていないので、様々な国で作られています。

ちなみに最近ブームになりだしている『クラフト・ジン』については明確な定義は無く、簡単に言うと『少量生産的に造られたこだわりとオリジナリティの強いジン』と言えます。
クラシックなドライジンらしいジンと言うとジュニパーベリーに風味が強いものが主流でしたが、クラフトジンではジュニパーベリー以外の地域特性の強いボタニカルを前面に押し出しているケースが多いようで、特にクラフト・ジンにプレミアム・トニック・ウォーターを組み合わせた『ジン・トニック』は、薫りが籠るワイングラスの様なバルーン型のもので提供したり、ライムの代わりにオレンジスライスとクローブを加える等、スペインやイタリアを先駆けに世界的なブームになっています。

ブームだからどうと言う訳ではありませんが、ジンも多様であり、楽しみ方が増えるのは喜ばしい事と思いますので、興味を持った方は是非お試しください。

 The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:18:00~02:00
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/