月別アーカイブ: 2019年7月

サマータイム営業と8月店休日

いらっしゃいませ。
川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』です。

8月の休日は下記の通りとなります。

8月4日(日)、8月14日(水)、8月22日(木)、8月28日(水)

以上の日程となります。

また明日7月30日より8月21日までの間はサマータイムとして18時より営業致します。
ご周知頂けますようよろしくお願いいたします。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:月~金・・・20:00~02:00(LO 01:30)
土・日・・・18:00~02:00(LO 01:30)
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/

モスコー・ミュール ~自家製ジンジャービア~

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

モスコーミュールが甘口のカクテルであると認識している人が多いようです。
モスコーミュールは居酒屋メニューと思われていると言う点もその要因かと思いますが、このカクテルもBARでは定番。
なので、普段モスコーミュールを良く飲むからこそBARではどんな風になるのか。
そもそもモスコーミュールを飲んだことが無い人も是非試して欲しいものです。
『モスコー・ミュール=モスクワのラバ=ラバに蹴っ飛ばされるくらい効くという意味』と言う程に、実は結構辛口のカクテルであります。
レシピはスミノフウォッカにライムを加えジンジャービア(ジンジャーエールとは別物)で割り、銅製のマグカップで作られるものがオリジナルのレシピと言われています。

ちなみにジンジャービア(ビア=ビールと言ってもノンアルコール)の起源はイギリス。生姜と糖分を加えた水にイーストを加えて発酵させて作られたものなので、発酵過程で糖分は酵母の養分となる為に甘さは少なくショウガの味がダイレクトに来ますが、ジンジャーエールはショウガ以外にもシナモンやナツメグと言ったスパイスが入り発酵をさせないもの。
ジンジャーエールの正確な歴史が調べても良く分からないので、推測としてまとめると多分アメリカの薬屋で外科医のトーマス・カントレルがジンジャービアを模倣してショウガ以外にスパイスを配合したゴールデンジンジャーエールとして発明。発酵させないので甘さが残る。その後カナダの科学者で薬剤師のジョン・マクローリンが炭酸水にジンジャースパイスフレーバーを加え、甘さを抑えたものとしてカナダドライジンジャーエールが発明され人気が移る。
当時ゴールデンよりも甘くないと言う意味でドライと言う名称を付けたもの。
また、現在ウイルキンソンが出しているものはスタンダードが英国風のハードな辛口(多分昔のゴールデンスタイルとジンジャービアの中間あたりを意識している?)と、ドライジンジャーは北米風のマイルドな甘口としてリリースされており、実際現行のカナダドライジンジャーエールが甘口なのは流行から甘口に移行していったのかも知れません。
勝手にまとめた推測なので真相は分かりませんが、この先の説明の為に必要だったので参考まで。

少し以前。ほんの10年程前では、モスコーミュールと言うとカナダドライの甘口のものを使用するレシピがほとんどで、少しこだわった店だと辛口ジンジャーエールを使用するケースが多かったようです。
当時からジンジャービアはあまり出回っておらず(出ても終売になってしまったり、コストが高かったり)、自家製でジンジャービアを作って使用しているBARが少数あった程度なようで、背景には随分昔からジンジャービア→ゴールデンジンジャーエール→カナダドライジンジャーエールに人気がシフトした経緯があった様に思います。
ただジンジャーエール単体でジュースとして飲むのならカナダドライが飲みやすいですが、アルコールに併せると甘すぎてしまう為、辛口の方がBARのアイテムに向いていると言った事もあるかのように感じます。

現在ではジンジャービアも市販(と言っても一般消費者向けではありませんが)で安定的に入手可能になりましたが、ビアと言いつつも酵母の香りや風味が乏しく、単なる炭酸入りのショウガジュースの様に思えてならず・・・
で、トニックウォーター同様、『無ければ自分で作る理論』で酵母香も加えたジンジャービアを自家製しております。

前置きが長くなりましたが、ノンアルコールながらもビアと名乗る訳なので、イーストはイーストでも折角だから普通のドライイーストでは面白くありません。
かと言って、本来ジンジャービアを作る様の酵母である『ジンジャービアプラント』は日本では入手困難。
シャンパン酵母と言う考えもありましたが、カナダドライが元々ノンアルコールのシャンパンを意識した造りをしていると言う事もあった事、それにビアと言うくらいなのでビール用の酵母を使用。
ホップのキレを生かすと言うよりも酵母の複雑味と香りを重視したい事とジンジャービアがイギリス発祥と言う事もあり、イングリッシュエール用のイーストを使用し発酵させたジンジャービア。
そこに組み合わせてホップ感を出す為には、サンフランシスコのアメリカンクラフトビールの教科書と言われるアンカー社が手掛けるホップ入りウォッカを併せる事で、クラフトビールを思わせる仕上がりにしております。

また、ある程度冷やしはしますが香りを重視するべくグラスは銅製ワインカップに置き換え、氷は入れておりません。

アメリカ産ウォッカを使用している時点で『モスコー・ミュール』ではなくなりますが(最早『サンフランシスコ・ミュール?』)、細かい事は気にしません。旨ければそれで良いのです。
伝統だの正統だのに、いつまでも支配されて執着していては何も始まりません。
マティーニにしても本当に100年200年前のレシピをそのまま再現すると温くて甘いものになってしまいますし、もともとマラリア対策と言われるジントニックにしても今の日本でマラリアが流行している訳でもなく、キニーネ入りトニックウォーターと言っても実際にはキナ抽出物としてしか認可が降りないと言った事情もあり、そのレシピが公式的に公開されている訳でもないので厳密な完全再現は不可能と言えます。
旨いものを作る為に古きを遡る事もあれば新しきを追求する事もある。
仮にその中で多少の勘違いがあったとしても、それで良いのではないかと考えます。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:(月~金)20:00~02:00
(土~日)18:00~02:00
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/

カシャッサ・アルティサナウ(アルティザン・カシャーサ)

カシャッサ・アルティサナウ

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。

本日はブラジルのサトウキビの蒸留酒、『カシャッサ(カシャーサまたはピンガとも言います)』のご紹介です。
カシャーサは『カイピリーニャ』と言う、カシャーサ+刻んだライム1/2個程度+砂糖(シロップ)で作る定番カクテルに使用される蒸留酒です。

以下は『日本カシャッサ協会』のホームページとその他諸々を参考にしていきますが、サトウキビを使用した蒸留酒と言う事で『ラム酒』と近い部分がありますが、簡単に言うとラムが西インド諸島カリブ海周辺を原産とし廃糖蜜やサトウキビジュースを発酵させて作る蒸留酒であるのに対し、カシャーサはブラジルで生産されたサトウキビのジュースを発酵させ、アマゾンの原生林木などの特産木で作られる樽で熟成を経ると言う所で違うものとなっております。
中南米とブラジルでサトウキビを栽培するテロワール(地理、気候、土壌、農業技術などの土地の特性が作物に影響を与えるというワインなどに使用される用語)の違いであったり、ラム酒がブラジルに名が知られた時代からカシャーサが誕生するまでの間のスペインとポルトガルの交易対立から区別されていると言う説もあるそうです。
また原産地呼称制度(特定の地域と製法で作られるものに特定の名称を付与し保護する制度。スパークリングワインの中のシャンパーニュ。ブランデーの中のコニャック。メスカルの中のテキーラ(*現在はメスカルとテキーラは別個の原産地呼称)のようなもの。)でそうなっている訳ではなさそうですが、概ねそんな感じの要素もあるのかもしれません。

日本では『カシャーサ51』と言う銘柄が有名で若干の違う銘柄も出回りつつも概ねその一銘柄の独壇場でしたが、ここ最近のテキーラに於けるプレミアムテキーラや、ドライジンに於けるクラフトジンと言ったような、カシャーサの上級クラスのもので『カシャッサ・アルティサナウ(芸術的カシャーサ)』と言うカテゴリーが日本国内で流通が始まりました。
と言ってもアルティザンカシャーサはプレミアムやクラフト系ブームに乗じて作られたものではなく、元々現地では消費されていた様です。
既存のカシャーサ(インドゥストリアウ)が原料を機械で収穫、化学培養酵母で発酵、連続式蒸留器で蒸留と安定的に大量生産型で作られるものである事に対し、アルティサナウは原料は手刈りで収穫、米粉やトウモロコシから抽出した酵母を使用、単式蒸留器で作られるとの事。

今回仕入れましたカシャッサ・アルティサナウですが、写真右から

①ウエーバーハウス・シルバー
原料の栽培からビン詰めまで全工程を一貫管理する事で定評のあるウエーバーハウス家の熟成させないタイプ。
②ウエーバーハウス・ゴールド
アメリカンオーク樽で1年+カバリウバ(ブラジル産の森林樹)の樽で1年の合計2年熟成。
③ウエーバーハウス・アンブラーナ・オーガニック
アンブラーナ(ブラジル産の森林樹)の樽で1年。桜餅やココナッツの様な独特な風味。
④ウエーバーハウス・サンタマルタ・グラピア
同州傘下のサンタマルタ蒸留所のブランドを同社が製造販売。ブラジル原産の森林樹「グラピア」の樽で1年間熟成。
⑤ウエーバーハウス・プレミアムブラック
モルトウイスキーやコニャックを意識したプレミアムボトル。フレンチオークで2年、パルサム(ブラジル産の森林樹)で1年、合計3年熟成。

クラフトジンにしてもプレミアムテキーラにしても、上級クラスのものは大体ストレートやロックでもスムースに飲めるものですが、既存のラムカクテルのアレンジ、或いはブラジルではカシャッサベースのカクテルは『バチーダ』と呼ばれており果物と併せたりするとの事。
カシャーサをベースにした定番カクテルの『カイピリーニャ』、またはそれをショートカクテルでダイキリ風にアレンジしたり、季節のフレッシュフルーツに併せたり、ココナッツリキュールやクリーム系のものとも相性が良く、ピニャコラーダのアレンジなどもお勧めです。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:(月~金)20:00~02:00
(土~日)18:00~02:00
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/

ジン・トニック ~自家製トニックウォーター~

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBARハイドアウトマティーニです。
自家製のトニックウォーターを使用したジン・トニックのご紹介です。

『トニックウォーター』に関するブログは以前に紹介したことがあるので、↓を参考にして下さい。

トニックウォーターについて

で、以前はバーモンジートニックウォーターと言う、分かり易いくらいにキニーネの苦味が効いたトニックウォーターがあったので、それを使用していたのですが残念ながら終売となってしまいまして↓

バーモンジー・トニック・ウォーター

その後、個人で輸入できないものかとダメもとで色々とやってはみたのですが、やはり個人で取引するにはロット数の問題であったり、輸入に関する手続き、キニーネ入りのトニックウォーターを輸入する為の手続き等、あまり現実的ではなかった為、『無いのなら自分で作ればいい』という理念の下に、現在では自家製のトニックウォーターでジントニックを提供しております。

バーモンジーと全く同じものを作れる訳では無いのですが、基本的にキナの苦味とスパイスの味が強調されていて、甘さは既製品のものよりやや抑え目、しかしあまり抑えすぎると苦味に負けてカクテル全体の味の立体感が無くなる為、岩塩で補強し、なおかつ既製品のトニックウォーターの味の軸から極端に外れずオリジナリティを出すように作っております。
炭酸についてはカーボネーターを使用して炭酸を注入する訳ですが、それについてはカーボネーター等のビールキットを売っている業者と一悶着あった為、これまた自作のカーボネーターで炭酸を注入。
味の全体像として重厚なイメージのものとなっており、ソリッドな切れ味を求めた造りではないので気圧は微炭酸程に調整。

トニックウォーターを自家製で作るバーは国内でも何件かはあるかと思いますが、多分皆さんそれぞれが違うレシピかと思います。
ただ、あまり微妙な違いだと気づきにくいかも知れませんので、恐らく誰でも違うと気づく程度には個性的にはしてあります。
ある程度BARでジントニックを飲んだ経験のある方、または何も知らなくても味わう事を楽しもうとする意志がある人なら『オッ!?♡』と思うでしょうが、酒の味なんかどうでもいい。ただ単に時間つぶし的に来店した人からすると『はぁ!?なんじゃこりゃ!?』となるかと思います。ザマーミロ。

ちなみにBAR空間に無頓着な方はさておき、ここからは初心者向け。と言うか、一般的なBARの味のジントニックの紹介。
ジントニックはBARに行った事が無い人でも聞き馴染みがあるカクテルですが、BARに於いてはオーソドックス且つ、マティーニと並んでバーテンダーの個性やバーの方向性が表現されるともいわれるカクテルです。

ジンの種類、トニックウォーターの種類、配合、温度、比率等でも変わりますし、同じ材料を同じ要領であっても造り手が変われば味も変わります。

カクテルベースとして大体どこのBARでも扱っている有名な銘柄では、ビーフィーター、ゴードン、タンカレー、ボンベイサファイアの4銘柄はスタンダードと言って良いかと思います。

①ビーフィーター:クセが無く万人受けしやすい優等生タイプ。

②ゴードン:昔ながらのジンらしいジュニパーベリーの効いた重厚なタイプ。これがロンドンドライジン。ロンドンドライジンとは何ぞや。何ぞやロンドンドライジン。と言う事を知らしめているかの様な味わい。

③タンカレー:ジュニパーベリーが前面に出つつもウォッカの様にクリアでキレがあるタイプ。扱いによってはボンベイとは異なる華やかな香りを出すことも可能。

④ボンベイサファイア:他のジンとは製法が独特である点や使用ボタニカルの多さで一線を画した複雑なフレーバーが特徴的なタイプ。ただジュニパーベリーのドライさは控えめ。

また、その他にも各種のプレミアム的な位置づけのボトルや、少しマイナーなもの、或いは最近トレンドになっているクラフト系のものもあります。

なので、ジントニックに限らずですが、初めての方はスタンダードなものから順を追って味の違いを確かめていくと良いかと思います。
ちなみに、ビーフィーター、ゴードン、タンカレー、ボンベイサファイアに関して等、ジンの指定があった場合はトニックウォーターの銘柄、ライムの処理など、異なる仕上げにして提供いたします。

よく『ジントニックはどこでも飲める』とおっしゃる方がおりますが、ハッキリ言いますと1億2000万人居ると言われる日本人の中でジントニックを飲んだことがある人は未成年者を除き、また大半の場合は安く済ませたいと言う思考が働き、さらに酒離れと言う時代背景が追い打ちをかける中、限りなく100%に近い方は『ジントニックに似せた何か』をジントニックだと信じ込んで飲んでいるのだと感じます。
それは別にトニックウォーターが自家製ではなくてもBARのジントニックは一味も二味も違います。
逆に言うと味が違わないとするなら、そもそもインチキBARか、或いはバカ舌かどちらかかと思います。

もっと分かり易く私が例えてあげる。

BARのジントニックが高級フランス料理なら、皆さんが知っているはただの猫マンマ。
BARのジントニックがダイヤモンドとするなら、みなさんがご存知なのは道端で蹴られる小石。
BARのジントニックがVENUSなら、そこいらのはただの茄子。

そして、こういった駄ネタを用意するのもそろそろ疲れてきました。
バーに興味があっても怖くて来れない。そんな迷えるポコ〇ンくんに救いの手を。と、言う思いで続けてみた狂気のブログ。
しかしきっとダメなヤツは何を言ってもダメ。
次回からはクールにやります。さいなら。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:(月~金)20:00~02:00
(土~日)18:00~02:00
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/

モヒート

モヒート

いらっしゃいませ。
川崎、元住吉のBAR、ハイドアウトマティーニです。

夏限定モヒート専用ハーブのイエルバブエナが入荷しましたので、モヒートが出来ます。

モヒートは最早おなじみのカクテルとなって久しいですが、キューバのハバナ発祥とされるカクテル。
16世紀頃にヨーロッパ諸国が新大陸を植民地化していた時代に、イギリスの私掠船長のフランシス・ドレイクがアグアルディエンテ(初期のラム)とライムとミント(多分イエルバブエナの事)と砂糖を組み合わせた『ドラケ』と言うカクテルが、19世紀に入りアグアルディエンテがバカルディラムに置き換わり、『モヒート』と改名し現在に至ります。

ちなみに、バカルディ社はキューバ革命時に亡命した経緯がある為、現在キューバで飲まれるモヒートのベースラムは同じくキューバ革命時に国有化された『ハバナクラブ』だそうです。
それと、材料になっている炭酸(もしくは水)は本来、『割る為ではなく砂糖を溶かす為に使用されていたもの』だそうで、炭酸飲料になったのは多分ここ10年くらいでプロモーションをする時に都合が良かったのではないかと感じております。
実際、バカルディのライトラムを使用する場合はペパーミントやスペアミントを使い、砂糖はパウダーシュガーかサトウキビジュースの濃縮液、気分を変えて和三盆などでもいいですが、とにかくをそれを使い、炭酸でアップした方が洗練された感じに仕上がる気がします。
まあそれは別の機会に紹介するとして。

で、イエルバブエナは南米原産のハーブでモヒートに使用されるハーブです。
日本で一般的に流通しているペパーミントやスペアミントとも香りが異なり、悪く言うといかにも雑草・・・野性的な香りがします。
日本国内で栽培されているイエルバブエナもあるのですが、香りの出方は土壌や気候に影響されるのか、或いはたまたまだったのか、個人的には国内で普通に流通しているスペアミントとあまり変わらなかったため、当店では夏場の一時期だけペルー産のものを仕入れています。
敢えて『いかにも雑草』の香りのするものを仕入れているので、あまり万人受けはしないかと思います。
ただ、雑草の様なパワフルなイエルバブエナの香りに、ライムの皮のエグ味とビターズの苦味を共にゴリゴリ潰し、コクのあるキビ糖を併せ、炭酸は一切使わずキューバ産ラム酒をトリプルくらい入れてシェイクした『ザ・酒』とも言える、怒りのモヒート。

一般的に良く知られる炭酸が聞いたモヒートとは違います。
二階堂紅〇とブ〇ンカくらい違います。
ラ〇ちゃんと電〇ザボーガーくらい違います。
とにかく違うのです。
無くなり次第終了となります。だっちゃ。
ちなみにですが、ラムをブラジル産のカシャーサにアレンジした『モヒート・ブラジレーニョ』とかにするとさらにワイルド。
ス〇ちゃんみたいな感じになるぜぇ。

最後になりますが、無くなってからご来店頂いて、『え~!?飲みたかったのに!』『去年から楽しみにしてたのに!』となってしまった方は残念ですが来年まで延期です。
目当てのものが飲めなかった。

それは『“不運”(ハードラック)と“踊”(ダンス)っちまった』
ただそれだけの事です。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:(月~金)20:00~02:00
(土~日)18:00~02:00
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/