月別アーカイブ: 2016年10月

ベル・ビュー・クリーク (樽生)

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いらっしゃいませ。川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』から樽生ベルギービールのご紹介です。

◆ ベル・ビュー・クリーク (Belle Vue Kriek)

ベルギーを代表する伝統的なビア・スタイルの『ランビック』にサクランボを加え、二次発酵をさせて造るクリーク・ランビック。ルビー色の甘酸っぱい味わいはカクテル感覚で、ビールが苦手な方にもお勧めの一杯です。                      そのままの状態で十分美味しいですが、カクテルにされたい方にはクリーク・ランビックをベースにした『シャンディ・ガフ』や、『グリュー・クリーク(ホット・ビール)』の他、自家製でクリーク・コーディアル(クリークで作ったシロップ)がありますので、チェリー・リキュールをクリーク・コーディアルにアレンジしたシンガポール・スリングもお勧めです。

* ランビック・・・精麦しない小麦(30%以上)を原料とし、ブリュッセル南西のパヨッテンラント地域のゼナ渓谷の野生酵母により自然発酵で作られるベルギーを代表する伝統的なビアスタイル。ホップは三年以上寝かされたものが使用され、一般的に知られるビールの苦みや爽快な香りは失われるが、微生物汚染を防止する意味で使用される。ランビックと言う名前の由来は諸説あるが、ランビック醸造の町『レンベーク』から来ていると言う説が有力。(Lembeek Lem=石灰土 Beek=小川はフランダース語で、Lime Creek=石灰の入り江を意味しているともいわれている)   

*ランビックの種類 

①ストレート・ランビック・・・乳白色で乳酸による酸味が強い。ワインと同じように、木樽で発酵、2年~3年程度の熟成を経る。長期熟成によりガスは抜け、乳酸発酵により糖度が下がり、酸味が強くなる。若いランビックと古いランビックをブレンドするという工程やフルーツを加えて二次発酵をすると言った工程は無く、無炭酸もしくは微弱程度で辛口のシードル、シャルドネを思わせる様な果実味がある。             

②グーズ・ランビック・・・2~3年熟成の古いランビックと1年未満の若いランビックをブレンドし、シャンパン型のボトルに詰めて瓶内で二次発酵を行ったもの(メトード・シャンプノワーズ)。発酵により自然にガス付けが行われる。グーズという名前の由来は英語の『Geyser=ギーザ』(間欠泉)ではないかとされており、二次発酵の圧力で栓を開けると泡が間欠泉のように噴き出してくるからとされている。ストレート・ランビック同様、辛口で酸味が強い。

③ファロ・ランビック・・・仕込の際に砂糖やカラメルを添加するスタイルを『ファロ』と呼ぶ。糖分を加える事により、本来酸味の強いランビックが甘味の要素が加わる。ストレート・ランビックを飲む際に、砂糖を加えマドラーで回して飲むと言った方法や出来たてのファロをすぐさま提供する場合以外で、瓶詰にする際は、仕込時には砂糖を加える事で二次発酵が始まらないように加熱処理がなされる。

④クリーク・ランビック・・・ランビックにさくらんぼを加えて果実の糖分により再発酵させて造られる。『クリーク』とはチェリーのフランダース語であるが、正確にはブラック・チェリーの事。伝統的製法では、ブリュッセル東北部のスハールベーク村のクリークを丸ごと使用したものが良いとされている。また、フルーツ・ランビックにはクリーク以外にもフランボワーズ、カシス、ペシェ(桃)と言ったものもある。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:18:00~02:00
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/

11月の休日についてのお知らせ

いらっしゃいませ。川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』です。

11月の休日に付いては下記の通りとなります。

11月7日(月)、11月14日(月)、11月27日(日)

ご迷惑お掛けいたしますが、何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。

The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~ 

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F       
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分 
TEL:044-820-6956 
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。 
営業時間:18:00~02:00  
定休日:不定休 
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/

ジン・トニック (オリジナル・ツイスト ver1)

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いらっしゃいませ。川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』からツイスト・カクテルのご紹介です。

◆ ジン・トニック (Gin Tonic)

多くのゲストの方がいらっしゃり、初めて来られるゲストの方はおおむね『この店でしか飲めないものでお勧めを』と所望されるケースが多々あります。

お勧めにもウイスキー、カクテル、ラム、テキーラ、ビール、ワイン、ブランデー等々、様々あり味の好みにもよりますが、『スッキリ、サッパリ、甘さ控えめのカクテルでお勧めを』と尋ねられた際に僕は迷わず『ジン・トニック』をお勧めしております。しかし、多くの方は『居酒屋でも飲めるから』、『ジントニックはちょっと・・・』と反応されます。恐らく世間一般的にもそう思われている方が多い事かと思われます。

が、実は違います。

シンプルなものほど味の違いが出やすく、ジン・トニックは同じものを同じ配合で作ったとしても店や作り手が変われば味も変わるもので、ジンの種類、トニックウォーターの種類、ライム又はレモンは使用するか使用しないか。それを絞りジュースを混ぜるのか、皮の部分だけを香り付けにするのか。あるいは絞らずにスライスにしてアクセントだけに留めるか。素材の配合をどうするか。氷の扱いをどうするか。                                    そう言った諸条件を踏まえると、ジン・トニックは『バーの看板』であり、『バーテンダーの顔』であると言っても過言ではなく、アルコール度数の強さなどの都合による出番の多さで言えばマティーニと同じかそれ以上にこだわっているかも知れません。

当店で取り扱っているドライ・ジンはインフュージョンのものも含めれば30種類程度ある為、単純にジンを組み替えるだけでも30通り以上あるという事になり、その中で味の好み、季節や天気、食前食後、飲んでいる順番により切り替えていますが、ジンや特段の指定が無い場合でお勧めしているジン・トニックは2種類に絞ってあります。                                    今回ご紹介するジン・トニックはタンカレーNo.10とボンベイサファイアを組み合わせ、アンゴスチュラビターズとフレッシュ・ライムと辛口のトニック・ウォーターで味を引き締め、自家製のカルダモン・インフュージョン・ジン(既存のドライジンにカルダモンを漬け込み、成分を抽出したもの)でアクセントをつけ、スッキリとしながらもドライ・ジン自体の薫りを強調的に仕上げた仕様になっております。

当店でしか味わえないジン・トニック。ぜひお試しを。

* タンカレーNo.10・・・タンカレーが伝統的な製法を再現するために、同社の蒸留器の中では最も古く10番目に製造された小型単式蒸留器 『タイニー・テン』 の名前に由来するプレミアムジン。通常のタンカレーと同じく蒸溜回数は4回でスッキリした味わいであるが、フレッシュのボタニカルを使用し小型の単式蒸留器で少量生産されている点で異なり、『ジンのロールスロイス』と評される通り、ボディや余韻もしっかりしており、香りの華やかさも強い。

*ボンベイ・サファイア・・・一般的なジンでは4~5種類のボタニカルを使用している事が多いのに対し、ボンベイサファイアは10種類のボタニカルを使用している。また、通常のジンの蒸留法がアルコールとボタニカルを混ぜ合わせて蒸溜されるが、ボンベイサファイアは蒸溜したスピリッツの蒸気をボタニカルに通過させる『ヴェイパー・インフュージョン』という特殊な製法で作られ、薫り高いジンに仕上がっている。

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〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F       
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分 
TEL:044-820-6956 
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。 
営業時間:18:00~02:00  
定休日:不定休 
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/

 

アベラワー・アブーナ

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いらっしゃいませ。川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』からスコッチ・シングルモルト・ウイスキーのご紹介です。

◆ アベラワー・アブーナ(Aberlour A’Bunadh)

1879年、スコットランド、スペイサイド地方のほぼ中心にあるアベラワー村にてジェームズ・フレミングが創業。(*但し、1879年は火災後に再建されたもので、最初に蒸留所が建てられたのは1826年にジェームズ・ゴードンとピーター・ウエアによるもの。また、それ以前から付近では密造酒が製造されていた。)

アベラワーとはゲール語で『せせらぐ小川の川口』を意味。

以前からフランスでは人気の高いシングルモルトでありましたが、国際ワイン&スピリッツ大会でも6度の金賞受賞に輝き、近年では世界的にも人気が高まっているスペイサイドモルトの佳酒。

市場に出回っているアベラワーのライン・ナップのうち年数表記があるものは、シェリー樽とバーボン樽の2種類をバランス良く組み合わせる『ダブル・カスク・マチュレーション』と言う製法で造られ、エレガントさと複雑さが調和したリッチな味わいとなっていますが、年数表記の無い『アブーナ』はスパニッシュ・オークのオロロソシェリー樽で熟成したシングル・カスクとしてリリース。

『アブーナ』とは、ゲール語で『起源』を意味し、アベラワー創始者ジェームス・フレミングの他、ウイスキー造りの先人たちの功績を讃え、19世紀の創業当初と同じ製法で造られる。

通常のアベラワーのダブル・カスク・マチュレーションのシリーズと異なるのは、加水しない樽出しのカスク・ストレングス、冷却濾過をしないノン・チル・フィルタリングと言った極めてナチュラルな造りで行われ、様々なスパイス様の香りとオレンジ様の香り。ラムレーズンバターやドライフルーツ、ビターチョコレートの様な甘みとシェリーやオーク樽の複雑でフルボディな味わいが長い余韻をもたらせます。

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サザン・カンフォート 100プルーフ

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いらっしゃいませ。川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』からリキュールのご紹介です。

◆ サザン・カンフォート 100プルーフ (Southern Comfort 100 Proof)

サザン・カンフォートは1874年に、アメリカ南部の町、ニューオーリンズの『マコーレイズ・サルーン』と言うバーのバーテンダー、『マーチン・ウイルクス・ヘロン』によって生み出されました。

当時、品質が一定化しないウイスキーに様々なフルーツや香草、スパイスを漬け込んで造られたこのリキュールは、『カフス&ボタン』と言う名前で売り出され、好評を得ました。『サザン・カンフォート』と言う名前に変更されたのは、1885年、『南部の癒し』、『南部の偉大なるオールド・ドリンク』と言う意味を込めて改名されたそうです。

現在日本で流通しているサザン・カンフォートはアルコール度数21度で中世スピリッツベースで造られたものが主流となっておりますが、こちらの50度のものはアメリカで販売されているもので、バーボンベースで造られていた発売当初の『サザン・カンフォート・リザーブ』の味に近いものとなっています。

サザン・カンフォートを使ったカクテルでは『スカーレット・オハラ』や『ジャック・ター』などが有名ですが、100プルーフものはロックでお試し頂くとフルーティで飲み易いながらもパワフルな味わいをお楽しみ頂けるかと思われます。

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サントーバン・ラム・バニラ

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いらっしゃいませ。川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』からラム(ラム・リキュール)のご紹介です。

◆ サントーバン・ラム・バニラ (Saint Aubin)

マダガスカルの東約900kmに位置し、『インド洋の貴婦人』と称される美しい島国、『モーリシャス島』で造られるラム・リキュール。

モーリシャス島はサトウキビの産地であると同時にバニラの一大産地でもあり、このラム・リキュールはサトウキビジュース100%で造るアグリコールラムをベースにバニラが漬け込まれています。

バニラと紅茶のような薫りや、杏やレーズンの様なフルーティさはフルーツケーキを思わせる味わいとなっております。

度数は40度と強めですが、カクテルベースの他、ロック等でもお試しいただきたい逸品となりますので、是非お試しを。

 

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第12回 日本バーテンダー協会県央支部主催 公開試飲会 チケット販売について

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いらっしゃいませ。川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』からバーテンダー協会県央支部主催のイベントのご案内です。

最新ウイスキー、リキュール、スピリッツ等の試飲会で、カクテルデモンストレーションや地震復興のチャリティオークションの他、メーカーによるミニセミナーも同時にお楽しみ頂けます。

【日時】                                   2016年11月27日(日)14:00~17:00(最終入場 16:30) 【会場】                                 レンブラントホテル厚木 (本厚木駅より徒歩5分)                  【入場料】                              ¥3200

また、有料試飲チケット2枚分込みの前売り券を店舗にて販売しておりますので、ご希望の方はお声がけください。

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