日別アーカイブ: 2017年1月15日

バ・アルマニャック “ドゥロール1989”

アルマニャック

いらっしゃいませ。川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』からアルマニャック・ブランデーのご紹介です。

◆ バ・アルマニャック “ドゥロール 1989” (Bas Armagnac Delord)

アルマニャックは土壌の質により『バ・アルマニャック』、『アルマニャック・テレナーズ』、『オー・アルマニャック』の3つの産地に区分されており、その中でも『バ・アルマニャック』は最も高級とされる産地。

アルマニャックはコニャックと並ぶフレンチ・ブランデーの産地の一つであり、繊細で華やかなコニャックを女性的とするなら、アルマニャックは重厚さと骨太な味わいから男性的なブランデーと評される事もあります。

1893年創設のドゥロール社では自家農園で、『コロンバール』、『ユニブラン』、『フォルブランシュ』のブドウ品種を栽培し、昔ながらのアルマニャック型と呼ばれる連続式蒸留器を用いて1回蒸留し、少量の原酒を丁寧に製造しています。

今回ご紹介のボトルは1989年蒸留のシングルヴィンテージで20年程度の熟成。ペッパーを思わせるスパイシーな香りと華やかなエステル香が最初に感じられ、時間経過と共にバニラやチョコレート様の甘い香りとオークの香りが続き、長期熟成の円熟感と長い余韻。カスクストレングスによる飲み応えのあるトラディショナルな造りは正に寛ぎの酒と言えます。

昨今はウイスキーブーム。特にシングルモルトに至ってはその極みと言った風潮もあり、ブランデーは影を潜めている感もありますが、同じ年数で比較するならブランデーの方がリーズナブルなケースも多い為、お試ししてみるのも良いかと思います。

 The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
※営業中はお電話に出る事が出来ない場合がございます。
営業時間:18:00~02:00
定休日:不定休
公式ホームページ:http://hideout-martini.com/

ジョニー・ウォーカー・ブラック 特級

ウイスキー

いらっしゃいませ。川崎は元住吉のスピークイージー、『ザ・バー・ハイドアウトマティーニ』からプレミアム・テキーラのご紹介です。

◆ ジョニー・ウォーカー・ブラック 1980’s 特級  (Johnnie Walker Black)

1820年、スコットランドで誕生した、世界的に有名なブレンデッド・ウイスキーの『ジョニー・ウォーカー』より、1980年代流通の特級ボトルのご紹介です。

コールドベック社が輸入代理となっており、750mlの容量である事などから、1970年代後半から1980年代前半頃に流通していたものと思われます。

1990年代に『ブルー・ラベル』が発売されるまでは、『レッド・ラベル』と『ブラック・ラベル』の2種類が流通しており、(*1900年代前半の一時期に『ホワイト・ラベル』と言うものも存在していたものの、終売になっている。)この『ブラック・ラベル』がジョニー・ウォーカーの上級品と言う位置付けになっておりました。

現行品では『ブルー・ラベル』が最高級品の位置付けになっており、その他にもゴールド、プラチナム、グリーンなどもブラックよりも上級品として存在している為に、ブラックラベルはややライトな仕上がりになっており、カクテルベースやハイボールなどに使われる事も多いですが、特級時代の味わいはシェリー原酒による風味やラガヴーリンやタリスカーと言ったスモーキーフレーバーの強いシングルモルトの個性が前面に出ており、重厚で高級感のある仕上がりとなっております。当時に現役で良い役職に付いておられた方などは、贈答品や海外旅行の土産として書斎などに保管されていた方なども多かったようで、懐かしさと同時に、当時の『スコッチ・ウイスキーの高級品』としての風格を感じます。

現行の若いシングルモルトなどと比較しても、重厚感や飲みごたえに於いて引けは取らないものですので、水割りやハイボールで飲むよりも、是非ストレートやロックなどでお試しいただきたい逸品です。

 

 The Bar Hideout Martini ~ザ・バー・ハイドアウト・マティーニ~

〒211-0025 神奈川県川崎市中原区木月3-8-17 TS店舗2F
東急東横線 元住吉駅西口より徒歩5分
TEL:044-820-6956
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営業時間:18:00~02:00
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