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◆ ローワンズ・クリーク◆

ケンタッキー州で最も小さな蒸留所とされる『ケンタッキー・バーボン・ディスティラー社』に於いて、12年熟成の樽を中心に熟成のピークを迎えた10樽未満の厳選した樽をブレンドして造られる『スモール・バッチ・バーボン』。品質を重視した少量生産のバーボンであり、その味わいはスムーズで、洋梨やレモンの様なフルーティさと、蜂蜜の様な芳醇な味わいが特徴的。銘柄の由来は蒸留所の脇に流れるライムストーンウォーターの源泉である小川の名前から。

◆ケンタッキー・ヴィンテージ◆

こちらもローワンズ・クリークと同じく、『ケンタッキー・バーボン・ディスティラー社』からリリース。ケンタッキー州内にある小さな蒸留所から6年~12年の原酒を買い集め、独自に熟成させたもので、クローヴやレモン、ドライハーブなどの香草の香りが特徴的。ローワンズ・クリークと比べると、度数も低く、ややあっさりとした印象があり、飲み易いバーボンかと思われます。

◆オールド・フィッツジェラルド 12年◆

1870年に『フィッツジェラルド蒸留所』のオーナー、『ジョン・E・フィッツジェラルド氏』が、会員制クラブや豪華客船向けの高級品として発売されたもの。バーボンの仕込みは一般的にはトウモロコシの他にライ麦を使用し、スパイシーさを出すケースが多い所、オールド・フィッツジェラルドはライ麦の代わりに『小麦』を使用する事で甘味に富んでいる。アメリカでは『オネスト・バーボン』=(正直なバーボン)として称賛され、12年はオールド・フィッツジェラルドの最上級品に相当。ふくよかで熟成感のある香りに、なめらかな口当りと長く心地よい余韻をもち『エレガント・バーボン』としても親しまれてきた。小麦を使う点に於いて『メーカーズ・マーク』と共通している為、比較してみても面白いかと思います。